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当たってくだけて平均律クラヴィーア曲集 第17回 第9番ホ長調フーガ

HEART「フーガには厳かで近寄りがたい雰囲気の曲もありますが、この第9番ホ長調フーガは踊りだしたくなるような楽しくて明るい曲です。」


美香「生命力にあふれていますね。バッハにもこんな楽しい曲があるんですね。」
HEART「三声で書かれていますが、さあテーマは見つけられますか?」
明夫「はいっ。♪♩~と元気に出てくるところですね!ここバイって(^o^)丿テーマが言いよるみたいですバイ」



東区健軍ハートピアノ教室



HEART「大正解。このテーマは♪♩~から始まるのですが、どこまでなのかは色々な解釈があります。①2小節目の頭まで。②2小節目の2拍目まで。③3小節目の頭まで。②が一般的とされていますが、ここにテーマの終わりを意識すると次のテーマに受け渡す感じが自然と出ると思います。」

善雄「③はもう次のテーマがかぶってきているからストレットになりますね。」
HEART「そうなんです。テーマの範囲をどこにするかで弾き方が変わってくるんです。」
芳美「確かに。ストレットと解釈すると、波がどんどん押し寄せるようにたたみかけたくなりますね。」


明夫「①なら堂々としたテーマ。ずっしり弾いてよかって感じがします。」
HEART「12小節目ソプラノにテーマに似ている音型が出ています。」 芳美「♯ド♯レ、♯ソ♯ラ♯シ♯ドですね。」 HEART「ここをツェルニーはテーマとしてリズムを書き換えていますが、現代ではこのような変更はしない方がよいとされていますよ。」


明夫「あー!あの有名なツェルニー先生ですね。」


HEART「バッハはテーマが登場する順番と回数を曲の前半と後半で同じ並びにしたり、左右対称にしたり、そこまで計算に入れて作曲しています。」


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善雄「このフーガは、前半アルト→ソプラノ→バス、後半バス→ソプラノ→アルト。」(※上図参照)

美香「左右対称!」
明夫「なるほど〜。勝手にテーマば増やすとバランスがとれんわけですなぁ。」   



  熊本市   
  東区健軍ハートピアノ教室
















































































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