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ブブレン

 熊本市東区にある温泉の名前ではなく、ピアノの練習のやり方のお話です(笑)

 どんなにイメージが自分の中で出来上がっていても、楽譜に書いてある音符を指が押してくれないと作曲家の音楽になりません。想いを音楽に投入するのは大事ですが、特に難しい部分はやはり機械的な練習も大事です。

 ショパンのノクターンに出てくる小さな音符群(印刷では本当にとても小さい)や“貴婦人の乗馬”のヘ長調の最後の部分、《展覧会の絵》の“小人”のエンディングの両手が離れていく音形…、止まらずにバシッと鮮やかに決めたい箇所です。そんな時とにかく辛抱強く“部分練習”略して“ブブレン”をするのは上手くなる近道です。

「ここはムズカシィからブブレンね!」
「は~い。」
「ブブレンの決まりが二つあったのおぼえてるかな?」
「えと…。」

① 練習の最初にする
② 最低5回くりかえす(リヒテルによれば100回!だから100回でもいいんです)
この二つに注意して練習してもらっています。

 そう、巨匠リヒテルは「新しい曲を習得するときには反復練習する。どんなに危ういパッセージでも、100回もさらえば、弾けるようにる。」と言いました。それを知って以来、私も100回弾けば弾ける、と信じて自分も練習し、レッスンでも言い続けています。

 さて100回と聞くとなかなか達成できない遠い数字のような気がしますが、実は一日10回ずつ練習しても10日で案外簡単にクリアできる回数です。多分リヒテルの言う100回は“できる限り何回もたくさん”という意味合いだったのでしょうけれど。(まさか『毎日100回』という意味?!)

 こどもはかわいいもので、レッスンで「せんせー、5回弾いた~」とまだまだ弾けるようになっていないのにすぐ得意そうにするので「あのね、“最低”って知っとる?さいてーってことはね、5回よりたくさん10回でも100回でも弾いていいってことだけん。」とさらにはっぱをかけます。

生徒さん「え~!100回~~?!」
私「そう!100回弾けば弾けるようになる!」

HEART PIANO ハートピアノ教室
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