子供さんの成長速度は様々

♫白い光の中に山並みは燃えて～卒業ソングの定番である「旅立ちの日に」の冒頭部です。この曲は1991年に埼玉県の秩父市立影森中学校の教員によって作られた合唱曲で、作詞は当時の校長先生、作曲は音楽専科の先生によるものだそうです。
　さて、ピアノ教室も本日で今年度のレッスンは終了になります。室生の皆さんは暑い日も寒い日も、疲れた日も、ちょっと行きたくない日も頑張って通室してくれました。今年は教室開設２７年以来初めて新型コロナ感染予防のため１２月開催の発表会がありました。例年は１年間のまとめの意味を込めて２月に行ってきましたが、いつもと違う時期のためペースがつかめない方もおられたようです。しかし、１２月の開催でも学習の成果がきちんと発揮できていたので嬉しいことでした。因みに来年度の発表会は２月１８日（日）で元の時期に戻ります。
レッスンをしていますと色々なタイプのお子さんに出会います。小さい時から何でもよくできる子、本当は出来るのになかなか練習してこない子、高学年になって急に伸びてくる子と様々です。それは本人の気持ちの持ち方や指導者の導き方にもよりますが、ご家庭の皆さんのご協力によるところも非常に大きな要因の一つです。お家の方がどれくらい自分のおけいこについて関心を持ってくれているかが大切です。また、１～２年で成果が上がらないからと諦めてしまうのも残念なことです。毎週の成長は僅かであっても長い期間で見てみると確実に上達しているからです。ひとつの事でしっかり成果が出せると自己肯定力がアップし他の事にも良い影響が出せるのです。