ピティナ連弾コンペティション　2

今春ピティナコンペの課題曲が発表された時、
このコロナ禍、生徒たちを連弾コンペに参加させていいものか悩みました。
連弾は1台で演奏ですから、2人の距離が非常に近いです。
兄弟ならまだしもお友達と演奏するってどうだろう・・・とずいぶん考えました。


連弾は本当に勉強になります。
考える力
創造する力
聴く力
伝える力
歌う力
連弾を経験することでこれらの力がつきます。
そして
連弾は、2人で音楽を作り上げる楽しさを経験することができます。
連弾を経験した子供達は、一人で演奏するときも見違えるほど意思のある音楽を奏でるようになります。



今春、生徒のママ達に迷いながらもお声がけをしました。
小学2年生のママ達からは、子供達に連弾を経験させたいという言葉をいただきました。
また生徒達の「やってみたい！」の気持ちを確認し、今夏4人コンペに参加が決まりました。

Rちゃん、Mちゃん、は5月末予選無事通過し、7月末の本選に向けて練習を始めましたよ。

先週末、MちゃんとY君仲良しペアの連弾コンペティションの日。
幼稚園から大の仲良しの2人。
いつも弾ける笑顔で子犬のようにはしゃいでいます。
一緒にいるだけで楽しいのよね〜。
いいなあ　って羨ましくなるくらいの仲良しペアです。

午後、演奏後
「テンポが上がらず、音も届きませんでした」
とママからの第一報が届きました。
ん〜〜　そうだとすると厳しい結果が待っています。
まだまだこれからの2人です。
この2ヶ月ほど2人はたくさん考え練習してきました。
ご家族の皆様にもたくさんたくさんサポートいただきました。
これまでの練習はこれからにつながります！！！
指練習も今まで以上に真剣に取り組むようになり、ずいぶんしっかりしてきましたよ。
これからだよ。これから楽しみだよ。

といろいろ伝えたかったのですが。
夕方、「予選通過」のご連絡をいただきました〜。

おめでとうございます！！！


ご家族のサポートのおかげです！！
レンタルルームを借りて練習を重ね、Mちゃんは電車を乗り継いでレッスンに通ってくれました。
ありがとうございます。心から感謝いたします。
予選通過、本当によかったです。
コンクールは講師の力だけではどうにもならないところがあります。
本人の意欲、そしてご家族のサポートがなければ前に進めません。
ありがとうございます。
本選に向けて、一緒に進んでいきましょう。