ホロヴィッツとの対話

ホロヴィッツとの対話。三谷幸喜の舞台です。２週間ほど前にWOWOWで生中継されていました。
観劇の趣味はあまりないのですが、タイトルと豪華キャスト（渡辺謙、段田安則、和久井映見、高泉淳子）に魅せられて録画。昨日観ました(*^_^*)
ホロヴィッツと彼を支えた調律師フランツ、その２組の夫婦のある一夜の物語。
賛否両論、色々なコメントがされていたようですが、私はとてもよかったと思います。
段田安則さん、高泉淳子さん扮するホロヴィッツ夫妻の奇人ぶりが最高！
それに振り回される調律師フランツ夫妻の渡辺謙さんと和久井映見さんがまたこっけいで、
最初から笑いっぱなしでした。奇人としても有名なホロヴィッツ・・・・。フランツの手記に基づいた演出だ
そうですが、本当にこんな大変な人物だったのでしょうか(*_*)
最後は三谷幸喜おきまり(？)の涙のシーン・・・・。
娘さんを亡くされたエピソードやピアニストと調律師との信頼関係を描いたところなど、
泣きのツボはいくつかありましたが、私のツボはバッハのシーンかな・・・。
自分の音楽性に疑問をもっているフランツの息子にホロヴィッツが
「迷った時にはバッハを聴くといい」と言うシーンです。
一瞬、平均律が流れてすぐに元のコミカルな音楽に変わったのですが
その一瞬がとても効いていた様に思います。

音楽は萩野清子さんの生ピアノでアレンジが素敵でした。
カーテンコールの　♪星条旗よ永遠なれ　がカッコよかった。弾いてみたいな～

舞台を観に行かれた方がいらっしゃいましたら是非コメント下さい　m(__)m