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続・練習を自然に出来るようにするには

先のブログにて「生活の中に『練習』というケジメの時間を作り守らせるという事が大切」とお話ししました。
練習嫌いにならないで、且つ練習を自然に出来るようにすることに大切な事。
ではこれが実際にどう大切なのか。

練習が続かなくなる原因の1つとして「練習をする機会を失う」というのがあります。
具体的には…子供たちは幼稚園や学校から帰ってくるとすぐに遊びに行きたがり、帰ってくると今度は夕食・入浴・宿題等で時間がどんどん過ぎていき、最終的にピアノに向かう時間が取れなくなってしまう…というパターンです。
特に小学校1年という時期は、新しい友達もでき学校だけでなく公園に行ったり、友達の家を行き来したりと遊びに忙しくなってしまいます。そうなると時間を忘れ、帰ると約束した時間を過ぎても帰宅せず、お母様がお迎えに行きやっと帰宅、という事が多々起きます。
勿論遊ぶことは大切です。部屋にこもってばかりではなく外で駆け回ることはとても大切です。
だからと言って『今日は出来なかったから明日は絶対に練習するのよ』と許してしまうと、結局最後はレッスン前日に慌ててピアノの練習を詰め込み、しかし出来るわけもなく、当然曲の進みも遅くなり…最終的にコツコツ続けている教室内の他の生徒さんとドンドン差が付き、本人が嫌になりお母様は『内の子はピアノが嫌いなんだ』となる…悪循環が起きます。

この悪循環を起こさないためにはどうするのか。それが決まった時間にピアノの前に座る『習慣』を付けてしまう事なのです。その第一歩が「生活の中に『練習』というケジメの時間を作り守らせるという事が大切」なのです。
何でもそうなのですが、この『習慣』がついてしまうとその事柄をしないと何となく変な気分になります。その不思議な感覚を使ってピアノに自然に向かうようにすれば、学年が上がって塾など始まってもピアノの練習をしないという事がなくなります。
これがきちんとできるようになれば、それなりに結果も出てきますから本人も楽しくなってきます。楽しければ、そして弾きたい曲へ間違いなく進んでいると自身が感じられれば、どんなに短い時間でも必ず毎日練習をするようになる訳です。

しかし悲しかなこれを何回もお話していても実践されていないお母様がものすごく多いのです。
自分のところはそこまでしなくても…と安易な考えをお持ちな方が本当に多い。それではお子様がどんなに良い才能を持っていても、小さいころ楽しくていつもピアノを弾いていたとしても、いずれはピアノから離れてしまう…しかも小学校低学年という早い時期に…のです。そしてそうなった時にお母様方から出る言葉は『うちの子はピアノが好きではないので』『練習しなさいというのが疲れました』等。しかしそれはお母様ご自身の責任なんですよ、なぜこう申し上げたことをなさらなかったのですかと結果的に私が言わなければならない事になります。

逆にきちんと実行されているお子さんは高校生まで確実にピアノが続いています。そういうお子さんのお母様方は『先生の仰る通り習慣をつけることが出来たのでここまで続けられたと思います。本人もそれがなかったら続かなかかったともうしております』と仰って下さいます。

どんなことでもそうですが、本当に最初が肝心なんですね。


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