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練習のポイント①「日常化」

帰宅してから練習しようと思っていても、残業があったり、
付き合いがあったり、仕事疲れで、も~ぅクタクタ。(´д`lll)
主婦の方も、子育てや家事におわれ、なかなかゆっくりとピアノに向かえない。
学生さんだって、試験だ、バイトだ、デートだ…と、忙しい。
やることがいっぱい!!

こんな風に、大人の生徒さんは
ピアノの練習時間を確保することが結構大変だったりします。
そんな大人の生徒さんたちの、練習のポイントとなるのは、ズバリ!
練習の「日常化」「効率化」です。
今日は練習のポイント①として「日常化」について書きますね。

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普段は全くピアノを弾かず、休日にみっちり何時間も練習をする、
という練習方法をとっている方もいらっしゃると思いますが、
この方法、私はオススメしていません。
たとえ5分でも10分でも、日常的にピアノに向かう時間を作ること。
これが、とっても大切です!!
なぜ、週末の『ガッツリ練習』があまり良くないのか?
それにはいくつか理由があります。

1つは、手にかかる負担が大きいこと。
いきなり長時間弾き続ける練習は手を痛めかねません。(腱鞘炎など)
特に、まだピアノを始めたばかりの人や、レッスンを再開して間もない人は、
無駄な力が入っていることが多いです。
「やる気」があるのはとても良いこと。
でも、気力で突き進んで無理をしてしまいがち。
手を痛めてしまっては全て台無しです。

もう1つは、脳が複雑な譜面上の指の動きを理解し、
そして、それを「動作」として結び付ける(=指が慣れる&馴染む)までには、
繰り返し「反復練習」をする必要があるから。
たとえ1度に何時間みっちり練習をしても、それが週末の土日のみでは、
月・火・水…とピアノを弾かない間にどんどん忘れていきます。
これじゃ、せっかくやったのに勿体ない!

「あれ?(汗)家では弾けてたのに!週末、たくさん練習したんですよ~。
なんで!?ホントに弾けてたんです!」

…と、レッスンで言いたくなったこと、ありませんか?(笑)
週末、長時間みっちり練習をした時には、多分、何とか弾けていたんだと思います。
きっと、それなりの「形」になっていたんでしょう。でも、残念ながら、それは…

幻想です。(ノД`)シクシク

毎日コツコツとやったことは、記憶されていき確実に蓄積されます。
そして、それが積み重なり、やがてしっかりとした「形」になります。
週末にまとめてやるなら、毎日15分!このほうがよっぽど身につきます。
時間が取れる週末の練習は、日頃の15分より少し長めにできれば、
更にイイですね!(^-^)

いやぁ、わかってるんだけどねぇ~。

…と呟いた、そこのアナタ!
「お風呂が沸くまでの時間は練習」とか、「ピアノを10分弾いてから寝る」など、
日常生活のルーティンワークとして決めてしまうのも1つの手です。
(※夜間練習はヘッドフォンを使用するなど他者への配慮を忘れずに)
洗顔や歯磨きのように、「やらないと、何だか気持ち悪いな」と
思えるようになれば、しめたもんです☆

あと。
自分の「大好きなもの・こと」(例:デザート食べる、ゲームをやる、など)
の直前に練習するようにすれば、その「大好きな事柄」と「ピアノの練習」が
良いイメージで強く結びつくので、自然とピアノに向かいやすくなります。
≪ ピアノ練習をした→嬉しいことが起こる♪ ≫
という状態を意図的に作ってしまうわけです。
人間は、何か行動をしたことによって、自分にとって「良いこと・嬉しいこと」が起きると、
自然と”その行動”が増えるものです。(↑学習心理学に基づいています)
『練習したら自分にご褒美』大作戦!どうぞお試しあれ。

「短時間でも良いから毎日ピアノに触れる」
まずはそこからスタートです。…え?それも難しい??
その場合は音楽を聴きましょう♪楽譜を見る(ドレミを読む)のも良いでしょう。
ピアノを弾かなくても練習に繋がることってあるんですョ。(^-^)

・日頃から「音楽」を身近な存在にしておくこと。
・ピアノの練習を「特別な時間」と考えず、日常生活の中にうまく取り込むこと。

少し意識してみて下さいね!
「練習のポイント②効率化」はまた次回に。


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