pianoの調べで悲しみを乗り越えて

こんばんは！



最近、私の周りで病気、怪我、手術などを耳にすることが増えました。



３日前は、知人が子宮筋腫の手術。　今日もまだ未婚の女性の方が脳出血していたのを知りました。



ご近所でも、毎日「　お花がきれいですね・・・」と言って下さっていたご婦人を見かけなくなったり。





そんな中、今週はひとりの若い未婚の女性が亡くなっていたことを知りました。



それも半年以上も前に・・・



友達というほどお付き合いはなかったのですが、昨年、冬から春に頻繁に動画を何度も送ってきていた事を思い出し、



彼女と何をいつ会話していたんだろうと、メールを読み返してみたり。



辛いとか、今病気なんだとか何も私には伝えてくれませんでした。



本当は何か言いたくて、伝えたくて、私に何度もメールを送っていたんでしょう。



私はこころの整理が出来ず、彼女の死について、暫く毎日、色々なことを考えていました。







そんな時、生徒さんが弾く、「　ベートーベン　悲愴２楽章　」をレッスン中に聴きながら次第にこころが晴れてくるのを感じました。



まさか生徒さんのピアノで癒されるとは思ってもみなかったのですが。





レッスンでも最近の傾向として、あまりベートーベンを入れることがなかったのですが



改めて素晴らしい旋律の動きに感動し、ピアノの生演奏を目の前で聴いているから



心にスーッとこの曲が入ってきたんだろうなぁと思いました。





私はピアノの調べでこころを動かすことが出来る自分に改めて感謝しました。





今回はこんな話になってしまいましたが、最近のレッスンはただ技術指導ではなく、



伝えたい人のこころに語り掛けるように。等々、言葉の表現の幅を広げる工夫をしています。



勿論、年齢に応じて如何に伝わるか・今伝わったなと手ごたえを感じながら。

















Maison de Piano

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