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青春の音楽

どなたでも「青春の音楽」をお持ちのことと思います。
その曲を聴いただけで、一瞬にして10代・20代の瑞々しい感覚を
自分の裡によみがえらせてしまう、アレです。

私にとって、それは映画やアニメのサントラでした。

10代の頃は、レコード屋さん(歳がバレますね)に新譜の予約をしに行くと、
店員さんにいつも「誰の(レコード)ですか?」と訊かれるのが嫌でした。
また、同級生に「誰(の曲を)聴いてるの?」と訊かれるのも。
同級生たちのように、ポップスのバンドや歌手のアルバムや曲ではないからです。
なんとなく気恥ずかしい感じがしたからです。

お蔭で、同世代の人たちと「青春の音楽」が合わないことが多いです。
同世代の誰もが知っている曲を知らないということも多々あります。
ラウンジのピアニストとして仕事をしていた頃、
お客さんにリクエストされた洋楽や歌謡曲をほとんど知らなかったので、
メモして帰り、CDをレンタルしたり楽譜を買ったりして、覚えました。
その代わり、知っている曲なら楽譜がなくても弾けるのが特技なので、
映画音楽なら古い曲でもたいていの曲は弾けました。
「若いのによく知ってるねぇ」と年配のお客さんに感心されたこともしばしば。

好きな作曲家はたくさんいます。
極端な話、作品自体は観ていなくてもサントラのCDは買う、ということも
あるくらい。
そういう意味では、私も「”誰”のレコードを予約するの?」
「”誰”を聴いているの?」という質問に答えることができたのですね!

そんな10代の私にとって、宮川泰氏と羽田健太郎氏は頂点に立つ作曲家でした。
特に、ハネケン(羽田健太郎氏)さんはピアニストとしても大好きで、
あの華やかでキラキラした唯一無二な音には、
ラジオから流れてくる知らないピアノ曲であっても、
弾いているのが彼であればそれとわかるくらい、心酔していました。

大学生の頃、宮川氏が指揮を振り、ハネケンさんがピアノを弾くというコンサートに
合唱団で参加した時は、
夢の中にいるような心地で、ふわふわした心地だったことを覚えています。

今日、東京オペラシティ コンサートホールで
「宮川泰×羽田健太郎 二人の宇宙戦艦ヤマト」というコンサートが開催され、
夢にまで見たハネケンさんの「交響曲 宇宙戦艦ヤマト」を
生で聴くチャンスに恵まれました。
ハネケンさんが生前、自分が作曲した最高傑作と自任していた名曲です。
一瞬にして、私の裡に10代の感覚がよみがえり、本当に幸せな一日となりました。
このコンサートを開催された関係者全ての方に感謝したい気持ちでいっぱいです♪

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ちなみに、現在ジャズのピアノ弾きをしている私がジャズと出逢ったのは、
大学を卒業してからのことでした。
そのお話はまたいずれどこかでできたらいいですね♪


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