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「ピアノ」をスタートした頃の事♪

私が「ピアノを正式に先生に習い始めた」のは、小学校6年生からでした。
「ピアノを専門に学んでいる人々」の多くは、とても早い3歳位から始められる方も多い世界ですので、
私のスタート年齢は、一般的に「かなり遅いスタート」だったと思います。

といっても、私は本当に幼少の頃から「音楽が大好き」で、
家にあった「レコード」を何度も何度も聴いて「音楽の世界」に浸ったり…、
「幼児向けの音楽番組」を見ながら、その音楽に合わせて歌ったり踊ったり…と、
「強要されることなく」自らすすんで、純粋に、ただひたすらに「音楽を楽しむ」という形で、音楽と接していました。


もちろん、学校の授業の中でも「一番好きな科目」は、何といっても「音楽」でした。

多分、とても幼少の頃から「ピアノを習い始めている」方は、ご両親の勧めで習い始めたりする方が多いかと思いますが、私の場合は「本当に自分の意志で習い始めた事」なので、「練習が嫌だ」と感じることは、全くと言っていいほどありませんでした。

小学生の頃の習い事は、1年生から「お習字」、2年生から「クラッシックバレエ」を習っていましたが、何故か「ピアノを習いたい」という事は言い出さなかったのです。
なので「子供の頃の“無邪気な夢”」は、「バレリーナになりた~いと思っていました。

まだピアノを習っていなかった小学生の頃、母が、
『この子は、年下の子の面倒見もいいし、短大にでも行って、幼稚園の先生になるのがいいんじゃないかな、って思っているの。だから、ピアノも習えばいいのにと思っているのよ。』
と、お友達のお母様にお話していたことがありましたが、
それを耳にした私自身、その言葉に「ちょっとした反発心」もあったのでしょうか、
『“幼稚園の先生になるために”ピアノを習いたくない』と考えていたという記憶があります。
きっと変な所に「こだわり」があったんでしょうね。

でも、小学校6年生に進級する年に「埼玉」から「千葉」へお引越しする事になり、
大好きだった「バレエ」をやめなくてはなりませんでした。

転居先の「成田市」に、「バレエ教室」は無くはなかったのですが…、
ちょっと通うのが困難な遠いところで…、しかも「モダンバレエ」の教室で…。

引越し先の自宅から「徒歩で数分」のところに「ピアノの先生のご自宅」があって、
元々「音楽好き」の私は、本当は内心「ピアノを習ってみたいな…」という想いがあったので、
「バレエ」の代わりに「ピアノ」を習い始めることになりました。


お引っ越しした当初は、「バレエを習いたい!」と何度も言っていましたが、
『通えないでしょ』とたしなめられて、泣く泣く、諦めることになりました。

「バレエ」が続けられなかったのはとても残念だったのですが…、
元来「音楽好き」だった私にとって、「ピアノ」も「とても魅力的な習い事」になりました。
ピアノを正式に習う前から、「オルガン」は自宅にあって、
様々な「音遊び」は、自分で「発見」しながら「楽しんで」「鍵盤と戯れて」いたので、
「バイエル上巻」の、本当に「ゼロからのスタート」でしたが、
1回のレッスンで「何曲もどんどん仕上がってマルをいただけて」
習い始めてまだ半年ほどで開催された「3名の先生の合同のピアノ発表会」でも、
ずっと以前から習っていた同じ学年の他の生徒さんの中で演奏しても、
それ程「引け目を感じることなく」演奏できる「ドナウ河のさざ波」で発表会デビューできました。

「ピアノ」の「練習が嫌い」という小さいお子様の生徒さんは、結構、多くいらっしゃいますが、
私にとって「音楽・ピアノ」は、「他者に強要されるもの」ではなく、「自ら求めてきたもの」でしたので、習い始めるのは遅かったけれど、ある意味、とても「幸せな音楽との関わり方ができた」のだろうな、と思っています。

その後「高校から音楽科に進学して学びたい」という、一般常識的にはあり得ない、
本当に「無謀ともいえる希望」をピアノの先生に申し出て、ビックリされましたが、
その先生は「今から音高受験なんて、無理だからやめなさい!」とはおっしゃらずに、
「私の希望」をかなえるべく、「受験したい学校の講習会に行く事」を薦めてくださって、
短期間のうちに、受験科目の「聴音」と「ピアノの演奏曲目」をレッスンしてくださいました。

「幼少の頃」から、「音楽を聴く事」で「知らず知らずのうちに身についていた、音を聴きとる力」はあったので、受験科目にあった「聴音」もかなり得意で、
「ピアノの演奏技術に少々難あり」の「注意合格」でしたが、
無事、志望校に合格することができました。

今の「ピアノ講師」としての自分がいるのも、「無謀ともいえる音高受験」を「許して、応援して指導してくださった先生のおかげ」だと、心から感謝しています。

入学後は、当然のことながら、周りの同級生のお友達は皆「私よりずっとキャリアも技術も上」の方々ばかりだったので、「私はピアノの技術が未熟なのだから、他の人よりも一層努力しないといけないんだ!」と自分自身に言い聞かせて、ただひたすらに「ピアノの練習に励む」、努力し続ける日々でした。
自ら望んで進んだ「音楽の世界」で、「遅れている自分の技術を伸ばしていきたい」という気持ちで「ただ上だけを見上げて」「自分もピアノが上手になりたい」という気持ちで迷うことなく研鑽を積んでいけた事は、とても「幸せ」だったんだろうな、と思っています。

こんな風にピアノを学んできた私も、私に関わる多くの人々が支えてくださったおかげで、今「ピアノ講師」として、目の前にいる「生徒さんたちにピアノを教える事」ができるようになりました。
幼少期に「強要されることなく、音楽と触れ合い、音楽の素晴らしさを享受できた」私だからこそ、
「音楽は心を豊かにしてくれる素晴らしい世界」なのだという事を伝え続けていきたい…。
これからも、生徒さんたちの心に「“音楽”という素晴らしい世界がある事」を伝え、「その“音楽”をより一層豊かに育んでいけるためのお手伝いをしていきたいな」と、考えています。


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