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「ピアノが弾ける♪」、その捉え方

「ピアノが弾ける」という事は、当事者の本人次第で、その捉え方、受け止め方、解釈の仕方は様々です。

まだ習って間もない頃は、「楽譜を見て、鍵盤に手を置いてピアノで曲が弾けるようになった!」と純粋に感じるものですよね。
そこで、「色々な曲をたくさん弾けるようになった!」と本人が実感することで、「ピアノでもっと色々な曲が弾けるようになりたい」と望むようになります。だからこそ、練習にも励むようになり、段々とレパートリーも増えて、指もスムーズに動かせるようになっていくのだと思います。
これはまさに、「ピアノとの出会い、音楽との出合い」の段階で、この時点で、「ピアノで弾けることが本人にとって喜びになること」で、さらに次のステージの階段を上っていくことができるのだと思います。

そういう原点での実体験「ピアノで演奏することが喜びである」ということが、基礎の段階で確立されていれば、更に「もっとピアノを上手に弾きたい」という目標をもって、「より美しく、より良い演奏」を目指すことになり、「より専門に学びたい」という気持ちも高まり、「楽しいレッスン」から「厳しいレッスン」に移行した時でも、「自分の音楽を高めるため」の、厳しいレッスンにも耐えられる精神を持ち続けられるのだと思います。基本的に、「ピアノが好きでなければ、専門の厳しいレッスンに耐えられない」のだと私は思います。

もちろん、「ピアノが大好き」だからといって、必ずしも「専門に学ぶ」道に進む生徒さんばかりではなく、多くは、「長く続けられる趣味として」ピアノと関わっていくことになる方がほとんどです。
専門を目指さないなら、教える側も「楽しければいいだろう」という指導の仕方がいいのかといえば、そうではなく、専門を目指す、目指さないに関わらず、ピアノの「演奏技術を向上させるための指導」に手抜きは許されませんよね。

「演奏すること」は、「作曲家が遺した芸術的価値を損なうことなく再現する」という点と、「演奏者自身が、その作品を受け止めて、演奏者にしかできない表現も加味する」という点が必要になります。

だからといって、ピアノを始めたばかりの生徒さんに、「演奏する意義」などと語っても、受け止める側の生徒さんはチンプンカンプンになってしまう訳で、「成長段階に合わせた指導」をし続けて、「音楽を愛する土壌」を豊かにしていくための働きかけをしていくことがとても重要なんだろうな、と思います。

「ピアノが弾ける」と一口にいっても、初心者の段階と、長く学びよりよい演奏をしたいという志向に到達した段階では、隔たりがあるように見えますが、どちらも、「ピアノが好き、音楽が好き」という原点を見失わないようにすることが大切なのではないかしら、と考えています。

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