おかしいやら、ちょっぴり悲しいやら。

今月から新しく習い始めることになった生徒さんが、前の教室で使っていた楽譜の内容を知りたくて検索をしてみました。ピアノの楽譜はこの所色々種類が増えて、知らない楽譜が多いのです。勉強不足・・・ですが。
やっと目当ての楽譜を見つけ、内容を確認し”中々良い楽譜ねぇ”と思い、ついでにユーザーさんからのコメントにも目を通してみると・・・・・・これが！！すごい！！・・・・・・声をあげて笑ってしまいました。
ある人がとにかくボロくそに書いているのです！とても信じられないほど。
＊すぐに弾けるようになるなんてウソだ
＊ピアノ教室に通って本当に弾けるようになった人なんて居るわけがない
＊赤い筋肉と白い筋肉があって生まれつきの筋肉の付き方で弾ける弾けないが決まる
＊皆、いつか上手になると思い込まされてピアノ教室に通ってる
＊速く指が動かなければピアノは弾けない
などなど・・延々と続いて(あまりの面白さに私は最後まで読みました)いるのです。

このコメントを書いた人の目指していたものは分かりませんが、幼い時にくやしい想いをしたのかもしれませんね。
音楽を奏でることの素晴らしさに気付く前にやめてしまった・・・なんて、とても残念です。悲しいですよね。
ですが指導する立場として、技術は大切だけれど心を忘れてしまう様なレッスンにはしてならないと改めて考えさせられたことも事実です。
貴重な時間をピアノのレッスンに費やしているのですから、尊重しなくては。
たとえ、幼い子供でも。

前述の辛口(?)コメンテーターが最後に書いていた一文がちょっぴり可愛かった・・・
＊８分音符の曲なんてつまらない！16分音符の曲でなければピアノ曲と言えない。
ですって・・・。