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子供の導入レッスンでのこだわり(その6)

こんにちは。
ピアノ教室フロー・フラップ講師のtomokoです。

前回に引き続き、「フロー・フラップ 11のこだわり」に基づいた具体的なレッスンの進め方について、お伝えしていきたいと思います。


【講師が積極的に実演・お手本を示します】

「良い演奏とは何か?」「良いフォームとは?」「美しい音色ってどんな音?」

こういった疑問は100の言葉で語るよりも、目の前で見て、聴いて頂くのが何より手っ取り早いと考えています。

フローフラップでは、生徒がより完成形をイメージしやすくなるよう、積極的に講師自身が実演・模範演奏を行いながらレッスンを進めていきます。

意外に思われるかもしれませんが、ピアノレッスンの世界では頑なに生徒や保護者の前での実演を避ける講師が一定数存在しているのも事実です。

理由としては単純に演奏技術の自信の無さからであったり、「完璧ではない中途半端な実演をするよりは言葉による説明だけでイメージしてもらった方がマシ」との考えから敢えてご自分では弾かれない選択をされる方など…様々あるようですが、やはり音楽の素晴らしさを伝える立場であるならば、例え決して完璧だとは言えなくても講師が生徒の目の前で演奏することで、出来るだけその場で空気の振動から耳・体・心に伝わるモノをリアルに感じて頂きたい!と考えています。

また、レッスン内では講師による実演だけでなく、一流演奏家による演奏の音源や動画を観賞する機会も多く設けていきます。近場で開催されるお勧めのコンサート等の情報もご提供していきます。


考えてみれば当たり前ですが、「良い演奏」を知らずに良い演奏は出来ません。「美しい音」を知らずに美しい音を出すことは出来ません。

良いものに対する「憧れ」の気持ちを抱くこと、理想とする完成形を具体的に頭で描けるようになることで、よりスピーディーにレベルアップしていけると考えています。



【ピアノの演奏技術だけでなく、同時に”教養”も身に付ける】

夫の仕事の関係でドイツに暮らすことになり、気軽に近隣のヨーロッパ諸国へもアクセス出来るようになり、ヨーロッパの文化や芸術がより身近に感じられる生活を送る機会を得ました。

そんな環境に身を置いていると、ごく自然にキリスト教をはじめとした宗教のこと、現在に至るまでの各国の関係性や歴史、美術史…そういったものへの興味が猛烈に湧き上がってきました。

そしてそれらの事柄を自分が気になった分野からひたすら学び、深めていく日々を送ってきました。

すると、旅行などに出掛けて歴史的建造物や芸術に触れた際にも、知識があることでまるで好きな芸能人に会えたかのようなテンションで楽しむことが出来つつ、より深く一つ一つのものを味わえるようになりました。

今までは「わぁ~、なんかスゴイなぁ~、綺麗だなぁ~」ぐらいの感想しか持てなかったものの見方がガラリと変わりました。


ひとくちに「欧米」と言っても、アメリカ諸国とヨーロッパではまた文化がかなり違うことも両方のエリアで生活してみて実感出来ました。現代社会において世界中で起こっている様々な問題も、全ては過去の歴史としっかり繋がっている。

中高生の頃に授業で歴史を学んでいた時は遠い昔の物語を聞いているような気分だったけれど(そしてその大半は忘却の彼方…)実は今私達が生きているこの時代もまだ「物語」の途中で、その中で私達は生きているのだと気づくことが出来ました。


と同時に激しく後悔もしました。

「この知識と教養がもっと若い時に身についていたら、どれだけ違った世界が見えていただろう…」と。

そして、よりクリアな目で世の中の動向を見つめることが出来る若者を育てていけたら…という思いが自分の中に芽生え始めました。


あくまで主軸はピアノレッスンですので、それを大きな柱として「音楽」を足掛かりとしたアプローチで世界の文化や歴史を学べたら、学校の授業とはまた違った楽しさ・面白さを感じてもらえるのではないかと考えています。

世の中の見え方もきっと変わってくるはずです。


フローフラップでのレッスンの中で少しずつ積み上げられた歴史的・地理的・文化的な知識の点と点がいつしか繋がって線となり、学校での学習の助けや学習意欲向上への一助となることを目標に、工夫を凝らしたレッスンを展開していきます。

フローフラップでピアノを学ぶことで、ただ単に「ピアノが弾ける」だけではなく、それ以上のものも同時に手にして頂けると考えております。

また、一方通行の講義形式ではなく、いろんな楽しい飛び道具も用意しつつ、生徒とも積極的に対話し思考を引き出すレッスンを展開していきます。



※以下、以前のブログの内容と重複していますが「11のこだわり」を過不足なくお伝えするために、再度掲載させて頂きます

【コーチング・アドラー心理学等に基づいた言葉掛け】

掛ける言葉一つで人のやる気は大きく左右されます。

私自身、幼少の頃のピアノレッスンで講師に掛けられた不用意な一言で傷付いた経験が何度かあるので(また、そういう事に限っていつまでも記憶から消えないんですよね…)レッスンでの言葉のチョイスの重要性については身を以て実感しています。

フローフラップでは、アドラー心理学等に基づいたやる気をくじかない言葉掛け、コーチングによる生徒自身の意志を引き出していくアプローチで、各生徒の性格的タイプや「優位感覚」等も慎重に見極めながら対話を大切にしたレッスンを行っていきます。

※「優位感覚」とは…
「視覚」「聴覚」「触感覚」「言語感覚」の4つの感覚の中で、自分が得意とする感覚のこと

人それぞれ得意な感覚は違うので、その子の優位感覚に基づいた言葉掛け・指導を行っていきます



これまで、主にお子様のレッスンについて書き綴ってきましたが(読んで頂いた方、心から感謝申し上げます!)、次回は大人の方のレッスンについてのご案内をさせて頂きます。



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