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ピアノが大切なものとなるには。

 本日6月30日、当音楽院から中学2年生のM君が、ピティナピアノコンペティション佐野地区予選D級にチャレンジし、見事優秀賞を受賞、地区予選第2位の表彰を受け、東日本栃木地区本選への進出が決定しました。おめでとうございます。
 M君は、中学校の部活動ではサッカー部員としても活躍しており、尚且つ期末テストの直前で勉強の方も大変な時期に、とてもよく頑張ったと思います。

 中学生になると、勉強や部活動との両立が難しく、ピアノを続けることが難しくなり、やめてしまったという話は巷で非常に多く耳にしますが、私は結局の所、小学校を終えるまでに、どれ位本人の心の中で、ピアノが重要な位置づけを占めるようになっているかにかかっているのではないかと感じます。
 それまでにしっかりとしたものが身についていれば、良いピアノが弾けることが、自分でも自分の長所として認識でき、それを大切にし続けたいと願うようになるのが自然ですし、身についていなければ、そろそろ潮時かなと思って見切りをつけたいと思ったとしても仕方ないことなのかもしれません。
 その後、他に夢中になるものを見つけ、暫くの中断を経て、また大人になったときに何かのきっかけでピアノを弾いてみようとして、少しの練習で弾けるようになるのなら良いのですが、全く弾けなくなっている人を数多く見てしまうと、何のために何年もの間、高い(安い?)月謝を払ってレッスンに通わせてあげたのかわからなくなってしまいますね。
 専門に進む人を除けば、いずれ受験や就職や結婚、子育てなどでレッスンの中断を余儀なくされる時が来るのは致し方ありません。しかし子供時代にご両親や先生方から愛情をいっぱい注がれ、レッスンに通わせてもらえたのであるならば、少し頑張ればいつでも弾けるようなピアノになるよう、今頑張って身に付けておいて欲しいし、又そうなるように責任もって指導しなくてはいけないと思います。

 M君にとってのピアノが、今後どのようなものになっていくかはまだわかりませんが、趣味であったとしても、子供時代に一生懸命努力したことが将来誇らしく思えるように、教える側としては気を引き締めて今後も指導にあたりたいと思います。
 勉強、部活、受験との両立は大変だと思いますが、益々音楽を好きになり、自信もつけて、これからももっともっと演奏を楽しんでいける様、頑張ってください。
 今日は本当におめでとう!


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