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数年後、レスナーが望まれること。

 昨日、教室の方のお問い合わせをいただき、即日面接をさせていただくことができました。
 小学校2年生の女の子ですが、元気で明るく活発な感じのとても良い子です。ドラムも習っているというちょっと珍しい経歴の持ち主です。

 お母様によりますと、ピアノを始めて4年目になるのだけれど、現在受けている指導でちゃんとした基礎が身に付いてきているのだろうかと心配されていらっしゃる様子でした。
 お母様はピアノがわからない方ということですが、それでも指がぺたぺたしてクチャっとするところは気になるとのことでしたのでお子さんに弾いてもらったところ、私が見ても少し弾き方に問題を感じました。

 指導の難しさは常日頃私も重々承知してはおりますが、4年も経って弾き方が安定してきていないということは、悪い意味で先生が優しすぎるのかなと思います。
 今は楽しくても、弾き方が悪いままだとそのうち壁が来て伸び悩むのは確実なので、そのとき嫌になってピアノをやめてしまうことにもつながりかねません。
 習い始めの時は、月謝は高いより安いほうが良いに決まっていますし、先生も怖いよりは優しい方が良いと思うのは人情ですが、何年か経つと、今度は身についているかいないかということの方が重要になってきて、多少の月謝額の差や、優しいかどうかはあまり関係なくなってくるようです。
 教える側は、必要な時には厳しさを演じることもでき、ちゃんと伸ばしてあげられる為の見識を持つことが大切なのだと自戒しなくてはいけません。
 教師の最大のサービスは伸ばしてあげることなのですから、例えその他の要素があるとしても、単に月謝は安くしていますとか、練習は強要しませんとか、とにかく優しくレッスンします等に、プロは逃げてはならないでしょう。
 身に付かないものは安くても高いのです。

 まだ入会の返事はいただいておりませんが、当音楽院のコンセプトは伝えることはできたかなとは思っています。
 これをご縁に今後ご一緒し、共に成長して行けたらなあと心より願っております。どうぞよろしくお願い致します。               


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