日本全国のピアノ教室が5000件以上掲載!

ピアノが頭のいい子を育てる理由

「ピアノを習うと頭の良い子が育つ。
それはワーキングメモリーが鍛えられるから。」

とは、よく耳にする説です。

じゃあワーキングメモリーって、そもそもどんなもの?
頭がいいってどういうこと?

脳科学研究所のクボタメソッドより、
一部抜粋させていただきます。


[1]スーパーに行って買う夕ご飯の材料
来週のPTAの日時
今夜見るテレビ番組

など、済んでしまえば忘れてもいい記憶(短期記憶)
を覚えておくのがワーキングメモリーの働きです。

相手の言ったことが「ワーキングメモリー」に保存されるから
会話はスムーズに流れるし、
トランプの神経衰弱で、前にめくったカードの場所を
覚えているのも、ワーキングメモリーの働きです。



さて、ここまでは、ピアノを習っている、もしくは、習おうと
している人には、よく知られていることです。


では、このワーキングメモリーの働きを支えている
「前頭前野」の働きをご存じですか?




[2]大脳皮質の全部を占める前頭前野。
あらゆる動物の中で、人間は特に大きく発達しています。

最近の脳科学で、運動や行動は、全て前頭前野から始まることが
はっきりしてきました。

行動するか?しないか? いつするか?どんな方法でするか?

一連の行動に対して、いつ、なにを、どうするかを考え、決断し、
具体的に行動することを全て管理し、コントロールしているところが
前頭前野であることがわかってきたのです。

「頭が良くなる」とは、この前頭前野が活発に動くことですが、
ワーキングメモリーを鍛えることで、前頭前野は大きくなることも
わかっています。




[3]海馬の働き

家族や友人の名前。おじいちゃんおばあちゃんの顔。
九九の答え、よく行くレストランの名前や道順など、
覚えておかなくてはいけない記憶を「長期記憶」と言います。

その保存を担っているのが海馬。

この長期記憶は、友人やレストランの名前や九九など、
言葉にできる記憶と、

おばあちゃんの顔や卵を割る時の力加減など、
言葉にできない記憶に分けられます。

どちらの情報も、いったん海馬に送られ、
二つの情報に分けられます。


ピアノレッスンは、

「音階(ドレミ)」は、言葉で表せる情報になり、
「音色やタッチの加減、弾き方」は、
言葉で表せない情報になります。



私は今まで、ピアノレッスンにより「ワーキングメモリー」が
鍛えられることは理解していました。
長年レッスンをしていると、一流大学に受かる子が多く、
その効果も確信していました。
でもさらに、ワーキングメモリーを鍛えることが前頭前野を活発にし、
海馬で、ドレミなどの理論と、音色、タッチなどの表現する力に
分けられていること。

科学としてピアノレッスンの効果が実証され、広まってきたことに、
喜びを感じています。


そう言えば、私の周囲にいるピアノ弾き(30年以上弾いている人たち)の
共通点は、皆、情報処理能力が高く、集中力、瞬発力、判断力、
表現力、想像力、言語能力が特に秀でています。
多芸の人が多いというのも、共通しています。


これからメロディアは、今まで以上に、それぞれのレッスンを通して
技術力/表現力をつけると共に、「頭のいい子を育てる」レッスンを
展開していきたいと考えています。


↓お問い合わせは、こちらからどうぞ!↓

↓お問い合わせ・体験のお申し込みはこちらから!↓

この教室へお問い合わせ

↑体験レッスンお申し込みも、こちらからどうぞ!↑

このブログへのコメント