調判定 ”♭系の判定①”

こんにちは
広島市中区School Imanshi音楽教室
ピアノ・ボーカル講師のMiHoです

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http://school-imanishi.com/?p=2632

前回「調判定 ”＃系の判定③”」の続きです。

これまでは#系の判定に触れて来ましたが、ここからは
♭系の判定に移って行きます。

♭系の長調は黒鍵スタートがほとんどと書きましたが覚えていますか？
♭「フラット」＝変「へん」。黒鍵スタートの調は「変○長調」と書きます。
間違っても嬰は使わないで下さいね。♭系の調に嬰と付く名の調はありません。

そして、ほとんどという事は例外があります。
黒鍵スタートでないけれど、♭系の長調。それはヘ長調です。
これだけは丸覚え推奨です。（参照：調号の種類②）

さて、余談はここまで。
♭系の調判定、調号が書かれている場合の解き方を解説します。
この解き方は♭２つ以上の場合からの適用になります。

ステップ①
音部記号（ト音記号やヘ音記号の事）の右側に調号が書かれているので
一番右端から２つ目の♭は何の音に付いているのかを調べましょう。
ステップ②
その音が、長調の名前・主音になります。
（ヘ長調以外の長調は「変」を音名の前につける）

では問題です。
この調号を持つ調は何長調でしょう？

http://school-imanishi.com/wp-content/uploads/B.g.jpg

①一番右端から２つ目の♭は何の音？※注：フラットは必ずつくよ！
答え：シ♭（シ・フラット）（反転させると答えが見えます。※以下空欄の部分は反転させて確認して下さい）

②というわけで、フラットから始まる音は全て「変」が頭につくので
　シ♭＝変ロ音のこと、と合わせて考えると…
答え：変ロ長調

次も行ってみましょう。
この調号を持つ調は何長調でしょう？

http://school-imanishi.com/wp-content/uploads/Es.c.jpg

①一番右端から２つ目の♭は何の音？※注：フラットは必ずつくよ！
答え：ミ♭（ミ・フラット）

②というわけで、フラットから始まる音は全て「変」が頭につくので
ミ♭＝変ホ音のこと、と合わせて考えると…
答え：変ホ長調

この記事ではラスト！
この調号を持つ調は何長調でしょう？
http://school-imanishi.com/wp-content/uploads/As.f.jpg

①一番右端から２つ目の♭は何の音？※注：フラットは必ずつくよ！
答え：ラ♭（ラ・フラット）

②というわけで、フラットから始まる音は全て「変」が頭につくので
ラ♭＝変イ音のこと、と合わせて考えると…
答え：変イ長調


では次は”♭系の判定②”へ進みましょう！
どんどんフラットが増えてくよー！ついて来れるかな～？



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