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調号が必要なワケ①

こんにちは
広島市中区School Imanshi音楽教室
ピアノ・ボーカル講師のMiHoです

大人の初心者の生徒さんに、必ずと言っていい程
質問される事があります。

それは…
「何でこの黒い鍵盤を使わないといけないんですか?」
「ト音記号やヘ音記号の隣にあるシャープやフラットは何の為に書いてあるんですか?」
どの質問に対しても、1つの答えで説明がつくのですが…
この説明がややこしい。

まずは、しのごの言わず、この呪文を覚えましょう!
全全半、全全全半!



すみません。ややこしいですが、ちゃんと説明します。
でも、この呪文はかなり胆になるので、本気で覚えておいて下さい。
では、説明を。


みなさんが一度は見聞きしたことのある音階がありますね。

ドレミファソラシド

実はこの音階にはちゃんと名称があります。
ハ長調、長音階上行形。

なんですか?て感じですね。
ザックリ説明すると
ハ(音)=ドのこと
長調=明るい調の事
長音階=明るい音階の事
上行形=上の音程に音が進んで行っている形
という事です。

さて、調号の話をするには音階の話なしには進めません。
音階には様々な種類があるのすが、ここでは長音階の話しか必要でないので
他の種類については割愛します。

長音階というのはルールがあります。
どういう並びであったら、長音階と呼べるのか?というルールです。
①となり合わさった音名が7つ順番に並んでいる事
②上行形の音と音との関係が全全半全全全半の関係である事。


たぶん②で、みなさん、ワケがわからなくなると思います。
全というのは全音のことで、ピアノの鍵盤で白鍵のドとレの関係を「全音」と呼びます。
鍵盤が手元にある人は分かると思いますが、白鍵ドと白鍵レの間には黒鍵が1つ存在します。
白鍵と白鍵の間に黒鍵がひとつあれば、白鍵同士の関係は「全音」と呼びます。
レとミも同様に全音と呼びます。

次のミとファは白鍵同士ですが、間に黒鍵が存在しません。
こういった音の関係の事を「半音」と呼びます。
ファとソ、ソとラ、ラとシ、これらは間に黒鍵が存在するので「全音」の関係になります。
最後のシとドは、ミとファ同様に、鍵盤の間に黒鍵が存在しないため「半音」となります。

これで、
ド.レ.ミ.ファ.ソ.ラ.シ.ド
 全 全 半    全 全 全 半

の関係が出来上がります。


ちょっと長くなったので、次回"調号が必要なワケ②"に続きます。

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