音程より音階

こんにちは
広島市中区School Imanshi音楽教室
ピアノ・ボーカル講師のMiHoです

ボイストレーニングを普段レッスンさせて頂いていますが
いろんなタイプの人がいます。

「高音が出る様にしたい」
「あのアーティストみたいな歌い方になりたい」
「趣味で楽しくやりたい」
「大きな声で歌える様になりたい」
「音程を良くしたい」

いろんなボイストレーナーの方と話させてもらいましたが
音程を良くしたい。という部分を後回しにするレッスンが多いかな？
と思ったりしました。

歌い方自体に問題があり、そこを良くして行こう。
というレッスンに優れた方は沢山いるのですが
音程自体をどうやったら良くして行けるのか
という話題にはあまり至りません。

歌の先生って、もともと上手い人が多いんです。
音程もむちゃくちゃ良いんです。
そして、たぶん、それってかなりの確率でセンスなんです。

音程が狂うのを口の形などのせいにしがちです。
実際にその技術は必要です。
ただ、それが原因でない方も沢山います。

大事なのは１つ１つの音程じゃないんです。
音階を把握できているかどうか。なんです。

最終地点の音の高さ、主音にいつでも帰って来られるかどうかが胆です。
（ドレミファソラシドで始まる音階であれば主音はドになります）
そして、それには「音階の確立」が必要です。

楽譜を読む必要がないならば、全部ドレミファソラシドと
よく知っている音階の名称で、曲のキー（主音）をドとして捉えて音階練習する。

子供のソルフェージュでも、音階は欠かせない基礎です。
なぜ、大人だからといって、その基礎を蔑ろにできるのでしょう。
基礎となるからには、その力が絶対的に必要なのです。

１つ１つの音程の前に「音階」しっかりと練習しましょう。






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