楽譜が読めなくても大丈夫

長年ピアノ教室をしていると、幸せなことにたくさんの生徒さんに出会います。

その中で、楽譜を読むのが苦手生徒さんに出会います。

以前は、なんとか少しでも読めるようになってほしいと頑張っていたのですが、

最近では、あまり頑張らないようにしています。　私が・・・



楽譜を読まない生徒さん・・・・・・本人が、読もうとしたときに読めるようになる。

楽譜を読めない生徒さん・・･･･・たぶん、読むのが苦手なのだろうと思います。


どちらの生徒さんも、ピアノが好きなのに、苦手な楽譜を読むという行為を、毎回指導されるとピアノがいやになってしまうかもです。


たとえば、楽譜が読めるけど、他の部分が苦手な生徒さんもいますが、曲を仕上げることは出来ますので、見た目にはピアノが上手という印象になります。


楽譜が読めないと曲が完成できないので、だんだん進みが遅くなります。しかし、仕上がりを見ると、いい音を出していたり、リズム感がよかったりと素晴らしいところは、たくさんあります。


この差をうめればいいと思いました。


まず、曲を良く聴かせてあげる。　

少しずつ、弾ける部分を増やす指導をする。

楽譜に頼らない生徒さんは、物覚えの良い方が多いです。

楽譜が振り仮名だらけでも、怒らない。


楽しく無理なくピアノを続けていると、中学生になり、合唱コンクールのピアノ伴奏などで活躍する生徒さんも少なくありません。



なので、楽譜が読むのが苦手でも大丈夫（＾－＾）


コンクールに参加だって出来ます。読めても読めなくても、ばっちり演奏出来ればOKですものね。