嬉しい再会、悲しいお別れ

嬉しい事と悲しいことが一度に来た今日。

病院の入り口で「すみません」と声をかけて来たお母さんは、元教え子でした！

診察の時からわたしに気づいてたみたいなのですが、声をかけれずにいたみたい。

保険証を忘れたわたしが受付で「後で持って来ます」と話してたのを聞いてたようで、「戻ってくるって言ってたから、また会えたら声かけようと思ってたんだ♡」と聞き、すっごく嬉しくなりました( ；∀；)

「先生、全然変わってないね！！」と、わたしの二十代しか知らない子に言われたのはとても嬉しいことです♡

この子が中学生の頃プリクラが流行りだし、ウチの近所のカラオケ屋にこの子ともう1人の子と一緒にプリクラ撮りに行ったこと。

発表会でこの子ともう1人の子が、『スーパーカリフラジリスティックエクスピアリドーシャス』を連弾したのですが、わたしが当時勤めてたヤマハで講師演奏の練習すると話したの聞いてたこの子たちが、「一緒に練習する！」と、私たちの隣の部屋を取って練習しに来たこと。

この時、途中で音が聴こえなくなり、サボってるな（怒）と説教しにドアを開けたら…
「先生〜♡すご〜い！上手！！！ずっと聴いてたんだよ〜♡」と無邪気に笑う彼女たちの素直さと無邪気さが可愛かったのを覚えてます。

先生なりたてのわたし。
すっごく未熟な先生だったけど、この子たち、そしてこの子たちのお母さんたちが、わたしを先生にしてくれたんだよなぁ♡と思ってます。

すごく可愛くて素直で、先生思いの生徒たちでした♡
練習は足りなかったけど（笑）
発表会を盛り上げてくれたし、先生（わたし）が困らないように何かあったら動いてくれた子たち♡

「先生、わたしのこと覚えてる？」と聞かれたけど、忘れるわけないよ( ；∀；)

小4〜中3まで教えた生徒。35歳になったそうです。
当時はすっごくこどもにしか感じてなかったけど、15歳しか離れてなかったことにびっくり！
だったら、今教えてる3歳、4歳の子たちは孫…です（笑）

そんな嬉しい再会のあとのレッスンで…。
中1生徒から、お父さんの転勤が決まったと悲しいお知らせがありました。

コンクールに挑戦したい！って嬉しい言葉を聞き、お正月終わったらいろいろ話そうね♡と話してたばかりなのに( ；∀；)

わたしの教室は、住んでる場所の関係で、お父さんが転勤の多いお仕事をされてる生徒さんも多いですが、1年でお別れするのは初めてです。
悲しすぎます( ；∀；)

でも、お友達もでき、学校にも慣れ、ピアノでも目標ができ頑張ろう！と思った矢先の出来事で、1番戸惑ってるのは生徒本人だと思います。
わたしがショックを気づかせちゃダメだよね。

わかってるけど…

合唱の伴奏したり、卒業式のピアノ演奏者に選ばれたり、学校でもピアノで活躍してたのに。。。
1年って短すぎる( ；∀；)
いろいろ、伝えたいこと、教えたいことあったのに。。、
残りの2ヶ月、１つでも多くの事を伝えて行きたいです！

でもやっぱり、悲しい。寂しい。
せめて、あと一年、一緒にいたかったな( ；∀；)
泣いてばかりだけど、来週生徒に会うまでには、生徒が新しい場所でピアノを頑張れるように準備をお手伝いしてあげなくては！

長くて一緒にいれる生徒たちとのご縁、当たり前じゃなく、とてもありがたい事なんだなぁと感じました。