映像作品の音楽の効果
私は好きなので、それほど数は多くありませんがよく観ています。
良い作品ほどBGMや主題歌で使われている音楽が素晴らしいというのは皆さん一致した意見かと思います。
音楽ってすごく重要ですよね。場面と音楽がちぐはぐだと、人は物語に感情移入ができません。
ここぞという時にそこに合った音楽を使うと、相乗効果で印象的なシーンになるんですね。
私は大学時代に授業で面白い実験をしたことがあります。
同じシーンで全く雰囲気の違う音楽を使うと、人はどのような印象を受けるかという実験です。
楽しい音楽、悲しい音楽、騒がしい音楽等々、同じシーンに色々な音楽を合わせて映像を作ってみました。
そしたら、音楽によって全く違う印象を受けたんですね。想像していた以上の違いでした。
ここから、映像作品は音楽もすごく重要だということが良くわかりました。
それに関連して、以前テレビでも面白いコーナーをやっていました。
平井堅さんの「瞳を閉じて」を合わせると、どんな映像でも感動的なシーンになるというものです。
男女が出会うシーンはもちろん、子どもが走っているのでも、エビフライを揚げているのでも、全て感動的。
笑いながら見ていましたが、よく考えるとすごいことですね。
音楽によって見ている人の感情が左右されるということです。
音楽も物語を作る重要な要素なんですね。
最近観た映画では、「最強のふたり」というフランス映画の音楽が素晴らしかったです。
とっても洒脱。大人ならではのウィットに富んでいて、物語も良かったです。
ドラマでは大河ドラマの「平清盛」の音楽が素晴らしいですね。
お話の根幹をなすひとつの和歌を歌にしたものが、重要な場面で必ず流れてきて感動を誘います。
秋の夜長、音楽にも注目(注耳?)しながら映画やドラマを楽しむというのはいかがでしょうか。
このブログへのコメント