5台のピアノによる「スペイン」by シャブリエ　ピアノの楽しみ♪

昨年は、私の母、中川順子がピアノの発表会を開き始めてから
50年目、第50回の発表会でした。
一言で50回と言っても、毎年1回の発表会を行って50年というのは、
並大抵のことではありません。

ピアノというのは、普段は一人で練習していますが、
一台のピアノでは二人か三人、2台のピアノでは二人か四人と、
アンサンブルを楽しめますね。

母は、かつて武蔵野音楽大学で学んでいた時に味わった、
ピアノのアンサンブルの楽しさを、生徒たちにも味わって欲しいという趣旨で、
1971年の第10回の発表会から、5年ごとの発表会は、
必ず、連弾や二台のピアノ、二台8手だけのプログラムで開催してきました。

50年の節目を迎えた昨年、
いろいろ温めていた思いはあったようですが、
第二部を5台のピアノのプログラムにすることになりました。
そして、首都圏や北海道内各地在住の母の元生徒さんたちが、
このコンサートのために、集まって下さって、
第二部の5台のピアノステージを素晴らしいものにしてくださいました。

音楽大学に進んだ方もいらっしゃいますが、
多くは趣味で続けているアマチュアピアニストです。

このシャブリエのスペインの演奏も、私のほかはピアノ専攻で音大に進んだ方一人、
作曲に進んだ方一人、英文科を出た方と大学社会学部３年生の長女というメンバーでした。
二人は首都圏在住だったため、５人で合わせるのは、本当に大変でしたが、
とにかく、発表会を閉めるトリの演奏♪　それぞれがとても頑張ってくれました。
それなりに垢抜けた、エスプリの効いたお気軽なスペインになったかな？と思います。

HPに、動画をアップしましたので、よろしかったらお聴きくださいませ（＾＾）