ホロヴィッツというピアニストのすごさ
今でもチャールズ皇太子だけど、当時もチャールズ皇太子
ダイアナ妃との間に、長男ウィリアム王子が誕生したことで、
そのお祝いとして、ホロヴィッツに是非ロンドンに来て、演奏して欲しいと頼んだところ、
やってきましたよ、ウラジミール!
ダイアナ妃は、クラシックなんかよりWham(ワム・・・ラスト・クリスマスなどで有名なゲイカップルのグル―プ)
のほうが、好きだったんですけどね。。。。。
で、ホロヴィッツですが・・・
彼は、もちろん自分のスタンウェイ持参で、船に乗ってやってきました。
(飛行機嫌いは有名ですね)
ロンドンでの公演は2回。
でも、チケットはめちゃくちゃ高い!
カラヤン指揮のベルリンフィルより高かったんです!
2日両方とも行きたい!!でも、二日は絶対に行けない。
どちらを聴きに行くべきか・・・
悩みに悩みました。
チャールズ皇太子、ダイアナ妃がご臨席されるコンサートは
BBCでライブ放送されるとのこと・・・
そこで、お友達ともいろいろ相談して、
結局、テレビ放送されない分のコンサートに出かけました。
で、演奏会は、すごいなあ~という印象のものでした。
でも、何がもっとすごいかって・・・
それは、ライブで放送されたコンサートのほうが、100倍素晴らしかったってことです。
たかが、2000人のロイヤル。フェスティバル・ホールでの演奏会より、
より多くの聴衆に聴かせるテレビ放映の演奏会のほうが
素晴らしかったっていう、そのプロ魂と言うかなんというか。。。。
その時演奏した、ウィリアム王子に捧げられたシューマンの
「子どもの情景」は本当に素晴らしかったです。
ホロヴィッツは、本当のエンターテイナーだったとつくづく思います。
真顔じゃ聴いていられない演奏もありますけれど、
私は好きです。
彼の演奏ほど、爆笑させてくれる演奏もないと思いますね。
今、活躍中のピアニストは誰も素晴らしいと思います。
皆、とっても上手です。
でも、血が沸き立つような感動や、心躍るような喜びを与えてくれる演奏には、
なかなか出会えないのが寂しいです。
アマチュアの学生の吹奏楽とかのほうが、よっぽど感動を与えてくれます。
ホロヴィッツは文句なしにすごいピアニストです。
あ~次は、おススメYoutube動画のタグでも張るようにいたしましょう。
では、今日はこの辺で・・・
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