ショパンのノクターン

・・・と言えば、生徒さんたちの憧れは2番（作品9の2）。
次は遺作でしょうか。

私が大好きなノクターンは、3番（作品9の3）と16番（作品55の2）です。

先月、私は腱鞘炎のようなものをやって以来、まだリハビリ中で激しい曲を弾けないので、
この3番と16番と、ついでに、やったことないので遺作を練習中です。

入院中に病院のロビーにピアノがあり、19時～21時は弾いてOKだったので、
持っていったノクターンとスクリャービンの小品を練習しました。

ギャラリーがいると、ちょっと有名な曲でも弾かないと申し訳ないと思い、
2番のノクターンを弾くと、拍手が起こりました。
しかし3番や16番を弾いても全然反響ナシでした。
こんなに美しい曲なのに・・・私としては、2番よりもずっと秀作なのに、
有名でないということで喜ばれないって、残念だなぁ、となんだか悔しい気持ちでした（笑）

有名で人々に愛されている名曲以外にも、素晴らしい作品はたくさんあります。
よくコンサートの感想に、｢知っている曲が多くて楽しめた｣｢知っている曲をもっと演奏してほしい｣
と書かれるのですが、
少し残念な気がします。

私の演奏家としての野望は、｢有名ではない名曲もお客様に紹介し、広く知ってもらいたい｣

お客様には迷惑な話かも（笑）