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表現力 3

 去年、先生にショパンをしようと 言われました。


十何年ぶりでしょう・・・



 



ノクターン 19   Op 72 Nr1 ホ短調



 



出だしは 短調で暗く、左手は延々とアルペジオ。



なんか、舟を漕いでるような。。。



 



舟?



 



ショパンに “舟歌”という曲があります。



いつか、TVで 有名なピアニストの方が



「この曲は イメージとして ヴェネツィアにある お墓だけの島に



ゴンドラで漕いで行く・・・・」みたいなことを おっしゃってました。



 



ゴンドラ・・・



私は ヴェネチアに家族と旅行に行きました。(別にこの曲のためだけではありませんが・・・)



 



念願のゴンドラに乗ってみました。



 



ギーコラ・・ギーコラ・・暗い 水路をゆっくり進みます。



 



はしゃいでいる回りの観光客を尻目に 私は (この二十数年、思えば



いろいろ あったな・・・)と、つらかったこと、悲しかったこと、



幸せだったこと・・・いろいろ思い返してました。



 



日本に帰り、私なりに このノクターンを 構築したのでした。



 



レッスンでは ミスりましたが、私なりのショパンを演奏したつもりです。



 



先生: 「○○さん! どうしましたか? 素晴らしい!ヨカッタ!」



 



初めて 心から 私の弾くショパンを褒めてもらった気がします。 



 



{センセ、酸いも 甘みも 辛みも 苦味さえ味わい、立派な大人(おばさん、
 と世間からは呼ばれる (;一_)になりましたわ。}

もちろん、表現力がついたのは、ただただ年をとって、”
人生いろいろ経験しちゃった♡
からだけでは ありません。
その間やった、ソナタの二楽章も、シューマン、シューベルト、歌の伴奏・・・
これら すべてが 蓄積されての結果、だと思います。



 



今度、その セリフが棒読みで内容が頭にはいりづらい映画、見に行こうと思っています。

笑うのか、、号泣するのか、楽しみです。



 



 



 



 



 



 



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