先生も先生として日々成長

大人の生徒さんも年齢が低めの生徒さんも、得意なことやあんまり積極的になれないことがそれぞれちがいます。　当たり前のことのようですが、私にとってこれは本当に良く肝に銘じておきたいことです。
習得するスピードも違うし、ノってくるタイミングもそれぞれ違います。
こちらの生徒さんで上手く行った方法でも、あちらの生徒さんでは別のやり方のほうが合うこともあります。
少し前のブログで、私はよく生徒さんに「どう思う？どうしたい？どうやったの？」と質問すると書きました。
私はそれって結構イケてる方法だと感じていました。私が一方的に説明したり教えたりするよりも、自分で答えを出して気付きに導いた方が良いと考えており、“質問”はそれに最も近づける方法だと思っていたから。　しかし、中には自分の頭の中にあることを言葉にするのが苦手だという個性もあります。それでも、言葉にする練習をしていればきっと本人にとっても良い影響があるはずだと思っていました。しかし最近ホロスコープについて(特に星座の個性について)調べている時にわかったことがあります。　それは、「自分の考え・感情を言葉にするのに本当に時間がかかるし、、、結構ストレス」という個性があること。私は双子座なので、言葉を手繰ることは不得意ではありません。だから、質問されることがストレスに感じるほど苦手に感じる人がいるということに想像が及びませんでした。
レッスンに対する信念は大事だと考えていますが、柔軟性もまた同じくらい大切だと気付かされました。
私達ピアノの先生も、日々学び日々成長していかなくてはなぁと改めて感じた次第です。