ポピュラーピアノレッスン第4回目
「喜びの歌」 最後のレッスンです。今回は少し音楽理論が入ります。(・・・と最初に言ったら、生徒さんに〝ちょっと苦手ですね~〟 と言われました)でも難しい理論本を読むわけではなく、話し言葉での説明なので気楽に聞けますよ!と励ましつつレッスンに入りました。
前回の続きで、「この和音がAって?」
「これはA7(13)です」
7とはセブンスコード。(13)とはテンションです。
生徒さん 「何がなんだかもう・・・ 」 そうですよねまだコードについては3和音を習い始めたばかり。昔、私が〝スカッシュ〟を習いに行った初日に 「壁6面を使って2バウンドで返せ!」 と言われた時の心境と似ています(?) なので、今はとりあえずこれだけ見て下さい!
和音ってこんなに積み重ねられるんです。「黒い4和音がセブンスコードと言います。その上の赤い音符はテンションと呼ばれています」 「よくは分からないけど、♯ファはA7に入っても良い音なのですね」と答えた生徒さん。
初めてのコード理論だったので、今回のレッスンでは「和音って7つも積み重ねられるんだ(実際演奏するときは7つも弾きませんが)」と分かって頂ければOKです。 最初から沢山説明すると、スカッシュ初心者の私がいきなりダブルスをやらされた時のボーゼンとした状態になりかねないので
「でも先生、リードシートにはAって書いてあるのに、A7にしていいんですか?」 すごく大事な質問だと思いました!「これは和音の機能を勉強すればセブンスに出来ることが分かります。それについては近いうちにレッスンで取り上げましょうね」
最後に、こんなアレンジで弾いてみました。(4小節目の左手は生徒さんがとっさにつけたもの。ラからレへ、なめらかに繋いでいてキレイです 最後の小節ではA7を使ってみました)
全4回のレッスンでやった内容です。
<左手について>
① root(コードネームのベース音)で弾く
② rootを、8ビート(ターンタターン ターンタターン)で弾く
③ コード(3和音)で弾く
④ オクターブ奏で。リズムにも変化を入れてみる。
⑤ 1・5(root・5th)で弾く
<右手について>
⑥ メロディにもコード(転回型を使う)を入れる
これらを今後もいろんな曲で使ってみたいと思います ♪
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