大人オシャレな9th
ポピュラーピアノを習っている生徒さんがまず最初にやる事と言ったら、〝コードを覚える〟事なのですが、大抵の方は3和音をサクサクとクリアしてしまいます。(CとかGとか・・・)問題は次の段階、4和音からでして、例えば C6、Csus4、C9 などデス。
C6 なら、「6は5の隣り」
Csus4なら、「3を省いて4に代える」
この辺りは「頭では分ります。後は指が慣れてくれば・・・」と言う方が多いようです。しかし、
「C9の9は、1(root)のお隣り」(全音上デス)が、ピン!と来るまで時間がかかります。これはもう、誰しもが。
『だいたい、9番目の音なんて普通考えないですってば!』と言う生徒さんも。(^▽^;)
「rootから9番目って考えるとイヤになっちゃうから、1の次、つまり2番目って考えて下さいネ~」
C9なら、レの音が9thデス。「先生この9th、必要性あるんですか?」→ 本当にこう聞かれました。
ありますよー。だって、コードの響きが大人オシャレになりますから!
曲の中で使っていってぜひ慣れましょう。意外に、以前弾いたポピュラー曲に多用しているかも知れないのでチェックしてみて下さい♪慣れると「あ。今の感じオシャレ!大人っぽい~」ってなりますよ。
はたまた、「意表をつく」表現が出来ます。はずした感じにも聴こえます。
音がぶつかる感じもいいし、音同士が離れてもこれまた一興・・・意味不明でスミマセン(´Д`;)
ポピュラーの生徒さん、オシャレは1の隣りの9thからですよ!
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