進化？変化？

今日も英語やピアノから離れた話をしてみようと思う。話の落ちもないのであしからず。
先日十朱幸代さんが何年ぶりかでテレビ出演なさっていた。
相変わらず歳をとらない方だが、それよりも、イノッチと有働アナウンサーの頭の小ささに驚いた。
背が高い分だけ頭が小さく見えるのは目の錯覚だと思うが、3人横に一列に並んでいてもやっぱり小さいので、絶対値が小さいのだと気がついた。私は背が高くなれなかったグループに属するので、十朱さんみたいな頭身の人を見ると、本来日本人ってこうだったよねとホッとする。

子供の頃、なぜ、日本人のバスケの選手は背も高いが頭もでかいのに、白人はなぜ頭があんなに小さいのだろうと不思議に思っていた。体操のコマネチ選手が日本人のおばちゃんたちと一緒に写真に写っているのを見て、なんで同じ人間なのにこうも違うのだろうと、子供心に思ったものだ。
進化なのだろうか？変化なのだろうか？とにかく現代の日本人は、頭が小さくなった。昔見たバスケの選手は背も高かったが頭もでかかったので、8頭身には見えなかった。

不思議と言えば、日本人の鼻の形も不思議である。先日友達が最近の日本人の鼻先は細い人が増えてきたと言う。私は逆に昔より鼻のでかい人が多くなってきたような気がしていたので議論になった。

子供の頃、写楽の書く浮世絵を見て、こんなかぎ鼻の日本人いないのにどうして？と思っていた。自分が子供だったせいもあるのだろうか？同級生と鼻を手でぺっちゃんこにして遊んでいたのがうそみたいである。子供の鼻根なんてないに等しいからつぶすと本当に鼻がなくなってしまうのである。私の中では日本人ときたら、鼻背（鼻筋の部分）がなく、鼻先も丸く、鼻の穴も丸いのが相場と決まっていたのだ。

しかし最近の芸能人を見ると、鼻の高い人が多い。それも少しかぎ鼻気味なので、あれはいじっていないのだろうと思う。（わざわざ整形でかぎ鼻にする人はいないだろう）松雪 泰子、栗山千明、高岡早紀、満島ひかり、木村文乃、加藤夏希、三船美佳、どの方も写楽の書く美人画のような鼻だが、はたして元々日本人の鼻がああいう形をしていたのか、それとも栄養状態がよくなったせいなのか、非常に不思議なところである。

蛇足だが今回鼻の部位の名称がわからなくてインターネットで画像検索をしたら、随分と事細かく名称があり、かつ、鼻の整形と言っても随分といろいろあることがわかって驚いた。