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競争して学習せよ

 ようやく秋らしく涼しくなり、すごしやすくなりましたね。

 これからは運動会もあり、色々とお友達と競う競技があると思います。私は小さい時、50及び100m走、障害物競争などは決して得意ではなかったのですが、運動会は楽しい行事として好きでしたね・・・。しかし、最近は競争して順位を付ける事すらやらない事には驚きました。私としては、トップ3に入る運動の得意な子には記念のリボンや鉛筆を配ってあげてもいいと思いますし、励みにもなりますね。

 これは運動会のみならず、学校のお勉強などにおいても成績や結果で順位付け、及び表彰などをしないのには、競争が苦手なお子様に配慮している事もあると思います。運動やお勉強が決して得意ではなくても、小さな事での計算や漢字テスト、読書した本の数など色々な分野で生徒さんにとって得意なものもありますね。私は小学生の時、決してお勉強は得意ではなかったですがミニ計算テストや漢字テストなどで高い点数を取り、小さな表彰状をもらった経験はありますし、これはちっぽけな私にとって励みになりました。

 人はそれぞれ生まれ育った環境や性格が違います。同じ土俵で競争して自分が負けたからといって、それですぐに泣いて逃げてズルして先生に文句言うのであれば、まだ学習が足りない証拠ですね。中学校以降になると、中間・期末試験に重点を置きますし、クラス内で順位付けされるのは当たり前ですね。試験内容が学年統一テストであれば、学年全体で順位付けされる事もあります。

 私のレッスンでは、マス目シートにシールを貼って色でランク分けして個人成績を付けております。大きい生徒さんのソルフェージュ(聴音問題、聴音課題の演奏及び移調、新曲視唱、新曲視唱の移調など)、小さい生徒さんの1分間トレーニング(指つみきのランダム並べ替えでの指のエアロビ、音符カードの早読み)で実施しておりますが、内容はその都度変わるかもしれません。生徒さんの少ない段階ではまだ順位付け出来ないのですが、今は個人成績として参考にし、今後の自分の励みになるような内容にしております。

 仕事や習い事を開始したはじめのうちは皆、知らない事がたくさんあって点数の低い所から始まるのです。私も師匠の下で学習を始めた高1の時、入会して間もなく初めてのソルフェージュ大会に参加しました。その時は平均より低い点数を取りましたが、今後の自分の成長を考えて毎回のレッスンで学習し、そこから徐々に点数も上がり上のクラスへ昇格も出来ました。これが私の音大進学や総合力を付けるための土台となりましたね。小さなお子様や大きい生徒さんのソルフェージュでは、音大進学しようがそうでなくても、いつかそれが今後の人生で人として論理的思考や総合力を身に付けるための基礎作りとなってほしいですね。

 たとえ成績が振るわなくても、今度はそれをバネにして次は頑張ろうと思って努力をしなければ、人は成長しません。今はゆとり教育の影響で、競争なしで頭を使わずに誰でも簡単に点数が取れるシステムでは、私のレッスンではやっていく事が難しくなります。また、お父さんの転勤で海外へ行く事になったら、現地の学校で弱虫として馬鹿にされること間違いないですね。それだけ日本のゆとり教育は、外国人の有能な人材からも批判されてるのです。これを参考にして、入会を考えてみてはいかがでしょうか。

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