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ピアノの黒鍵に対する興味

 先日は、バスティンピアノパーティーAの入り口について、お話
しましたので、今回はピアノの黒鍵に興味を持つきっかけについ
て、お話しします。

 ピアノを初めて学ぶ時、まず白鍵の音から触れていく事が、ほ
とんどですね。何故なら、#(シャープ)や♭(フラット)など、調号
のないハ長調は、楽譜を見る上で読みやすく、基本の調性だか
らです。大きな五線譜で読譜して、白鍵の音を1音ずつ学ぶの
が、通常のピアノメソッドの入り口です。しかし、バスティンメソッ
ド(ピアノパーティーとベーシックスとも共通)では、逆算して黒鍵
に触れる事から学んでいきます。

 小さなお子様は、「白いところを弾きましょう」と先生から指示さ
れたら、普通に弾く子もいれば、黒鍵に興味を持っているために、
白鍵を弾きたがらない子と2通りいます。もしピアノに黒鍵が一
切ついてなくて、ただの白い鍵盤だけの並びであれば、何の音
がどこにあるのか、また音列の順番などにおいて、わからなくな
りますよね。そのために、2つもしくは3つのグループの黒鍵が交
互に並び、白鍵の音が隣り合わせする所を境にして、ついてい
るのではないでしょうか。基本的に、黒鍵は音列の合図のため
のボタンとしてついていると、私は思います。

 私もピアノを習い始めた頃、普通にハ長調の白鍵から入りまし
た。大きくなるにつれ、姉がピアノで黒鍵を弾く姿を見ていて、私も
黒鍵の楽曲を弾きたいと、興味津々でした。そして、レベルが上が
っていくにつれ、ようやく黒鍵の入る調性に入った時は、やっとの
思いで嬉しくなりました。

 バスティン・ピアノベーシックスのテクニック本では、1巻のハ長
調Cポジションを学習している段階で、レ♭、ミ♭、ファ♯を交えた
不思議な響きの練習曲が入っております。いつも同じパターンの
全て白鍵・ハ長調の楽曲ばかりを弾いていては、少しずつ退屈に
なって飽きてくるといった、子供の心理を考えた上での楽曲かもし
れません。脳を活性化して刺激を与えるためには、時には違うパ
ターンのCポジションの不思議な楽曲を弾く事も、勉強のうちにな
ると私は思います。

 大変難しいお話かもしれませんが、もしこのお話しに興味・関心
がない方には、誠に申し訳なく思います。


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