４月から幼稚園教諭になられる生徒さん

２年前の５月下旬、
非常事態宣言の解除と共に
音楽学院を訪ねて来られた
社会人の生徒さん。


既に、
都内の高校の先生



それでも、
一念発起して
夢であった
「幼稚園教諭」になりたいと・・・
座学はご自分で
勉強を始められていましたが、

「ピアノ」

松戸市内の
聖徳大学で毎月行われる
試験に合格しながら
単位を取得するのが・・
かなり大変。


もちろん初心者で
いらしたので、

「バイエル」の初歩から
始められたのです。


バイエルも、
数回にわたっての試験で
最後の方は
FDurの
付点八分音符や、
両腕の交差もありました。


その頃には、
バイエルのみならず、
弾き歌いの試験があり、
スケールの試験があり・・・。

コード付けの練習と
コードでの伴奏。

マーチの演奏。

そして、
ブルグミュラーも三段階の
レベルに分けての試験。

とにかく、
昨年秋まで
１か月半ごとに、
新しい課題の
試験・試験・・・・で
まっしぐら！でした。


昨年の晩秋、
その課題が
全て合格して
単位取得に到った時は～～
ほんとうに
大喜び！


５月末に
ドレミファソ
から始めて、
１年半で全てクリアの
快挙でした！


すでに、
４月からの幼稚園の内定も
出ており・・・
この年末年始は
のんびり？？？
かと思いきや・・・

内定している幼稚園で、
１２カ月、
必ず弾く～～という
季節曲の楽譜を
頂いてきて、
先週も
猛練習をして、
レッスンにいらっしゃいました。



まずは～～
４月の
「先生とお友達」
これは～～～
がんばってクリアしていましたので、
今度は
「歌いながら～～」
という練習を！


メロディーを目で追いながら
ピアノで弾く～～時は
メロディーを音名で歌うのは
（ソルフェージュ的にも）
よくレッスンでやることで
教えるのにも
慣れていますが・・・
「ひらがな」＝歌詞
を見ながら～～
歌わせる・・・・
というレッスンは、
ピアノや
ソルフェージュで
あまりやらないので～～


ひらがなの歌詞を
暗記して覚えてしまうか・・・
ピアノの伴奏自体を
覚えてしまうか・・・
しないと
なかなかむずかしそうです。



それでも
４月
はがんばってイケそうでした。

「５月」
これが～～～大変。
中田喜直先生の
「おかあさん」


これ、
D-durなんですね。



そして
美しい和音の伴奏。
結構むずかしいかもしれません。



以前、
生徒さんが
保育士さんの
国家試験で
この曲が出た時は、
「伴奏は自由で良い」
だったので～～
すごく簡単に
楽譜を書いてあげたのを
覚えています。


でも、
でも～～～
そりゃああ～～
原曲のまま弾けたほうが
絶対良いので、
先日は、
片手から練習しました。

彼女いわく、
５月の「おかあさん」は、
おそらく～～
参観日でも歌うでしゅから・・・
すご～～く緊張します～～っと！！
でも、
１月から
こんなに練習しているのだから、
絶対大丈夫ですよ！



そして
「６月」の
お父さんノ歌まで
練習していました。



もちろん、
楽譜をいただいている
曲以外、
弾かないってわけではないので、
随時、
練習できるよう、
少なくとも
１２カ月の１２曲だけは
余裕をもって
４月を迎えたい！
と。



そして～～
行事で弾く曲の中から
パッヘルベルのカノンを・・・
楽しみで練習し始めています。


今まで
試験・試験で
緊張しながら
いっきにスキルを
高めてきましたが、
気が付いたら～～～！！！


結構
いろんな曲が弾ける
読譜力と、
指を
持った・・・・
わけですから～～～
楽しみでも
弾かなくちゃ～～！！
「はい・・・
そう思うと愉しいです」


４月から
実践に生きるピアノと、
愉しみで
自分にゆとりと
自信をあたえてくれる
ピアノ、
両方携えて下さるのが
楽しみです！



保育者や
幼稚園教諭の
ピアノ単位を取得される方、
たくさんの生徒さんを
幼稚園や保育園に
送り出しておりますので、
安心してお通い下さい。


また、
現役の先生の
ピアノのレパートリーを
増やすレッスンも、
お忙しい日々を考慮して
月２回などで
対応させていただきます。