年中さん、発表会その後～

夏休み（レッスン１回ですが…）が明け、
発表会後初のレッスンに訪れた
年中さんの男の子。

朝、エントランスをお父様と歩いてくる
姿が、すごくしっかりした印象だったのです。

まあ～幼・小の生徒さんは
夏休みグッと大きくなるから・・・
と、思って迎えたのですが。

いつもは
お父さまが
「ご挨拶して！」
とおっしゃると
「おはようございます」
と小さな声で
照れながら遠慮がちな笑顔を向けるのですが～～

昨日は堂々と
「おはようございます！」
と大きな声で。


「●●君、発表会、頑張ったね～！
すっごく素敵な音が出ていたよ！」

ニヤリ！
ご本人も満足のご様子。

確か～両方のおじいちゃんおばあちゃんも
見に来て下さって、
４月からピアノを始めて４か月の練習の成果が出た
●●君を盛り上げて下さったのでしょう。


確かに、リハーサルの頃から
グンと表情が良くなっていたのを思い出します。


病は気から～～
演奏も気から～～！？
（あ、もちろん練習の下支えがあって・・・です）


さらに、昨日のレッスン態度が素晴らしかった。
それはキチッとしている～とかでなく、
ひとつひとつのレッスン曲に
積極的に向かっている姿勢が
ビンビン伝わってくるのです。


初めての曲も
「わかるよ！」
っとでも言いたげに、
弾きながら一生懸命
「ドレミ・・・」と
歌いながら
指を動かしている姿は
ついこの前までの
彼ではないのです。
それも、
鍵盤を深くタッチして
良い音が出るようになりました。


手の形やタッチを
いくら言うよりも、
本人が「出したい音」を
感じ取ったことが
全てです。


長年、教えていますが、
「発表会」のようなイベント後、
急に意識が変わるお子さんは
後をたちません。
特に、小さいお子さんは
顕著です！


とても素直に、
自分が習っていることの意味や方向性を
お子さんなりに
譜に落としてくれているのだと思います。


今後、
ますます楽しみです！


まだ・・・年中さん・・・。