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生まれ変わったら息子にピアノを習わせたい!

残暑お見舞い申し上げます。

お盆ですので、
今、習いごとを計画中の方へのメッセージとして、
私の失敗と来世への誓い?を書いた
拙記事を再度焼き直しして
お届けしたく思います。

たくさんの方に届くことを願って・・・


私には、たまたま息子が二人居ます。
上の息子の時は・・・当たり前のようにピアノを教え始めました。
藝大時代の友人と生徒さんを集めて催した

「合同発表会」に
当然のごとく出演。


「合同」だったので・・・
神楽坂の「音楽の友ホール」で
スタインウェイなんか弾いちゃって
(もちろん弾いたのは~初心者の曲)


4年連続で出演して
ソナチネ7番1楽章が
最後の音友ホール。

そこで第一の
失敗!
音を上げたのは私。
ま、ここまで形になったからいいか・・・。

今ならそんな時、もう1曲、もう1曲だけ!
とそんな危機を乗り越えると
やっぱりやってて良かった!
になることをお伝えしますが~
息子には伴走してくれる指導者が
いなかった!

というか・・・・

指導者は親兼務の
不肖の私・・・。


なんせ・・・母親の私が火・金の大学勤めと
家での数人の生徒のレッスンの合間に
思い立った時がレッスン時間!

それに~~~わが子となると
感情が先にたつプンプンとうまくいかないんです。

そのうえ、
なんの特別のレッスンもせずとも
「一度聴いたらド・レ・ミは昔から知ってた感覚になった」
私の記憶からすると

えええ~???
ウソでしょう???
音覚えるのに
時間かかるの?
この音とこの音と同じに聞こえちゃうの?
なんで!?
意味わかんないんですけど・・・。(指導者にあるまじき不熱心さ)
私も30年も前は若かった!

どんなに抑えても怒り口調ムキーになっていたのかも。

私は親子の平和を保つため、
特に「やめたい」とも言わない長男のピアノ指導を
一方的に放棄しました。


やはり、
ママ先生ではなく、
きちんと指導者につき
伴走してもらうべきだった・・・と。

さて、
それを見ていた次男は~
「ピアノやる?」

「やらない・・・・楽しくなさそう!口笛」

だよね~~~~ショボーン


「教える」ということは
プロフェッショナルに、ビジョンを持って感情をおさえて
やらないと・・・「趣味」という域に到達することができない!
 

「趣味」に到達するって
思った以上に大変なことなのだ~~~
と自覚した瞬間でした。


時は流れ~~


長男は入学した私立中学で
誰に勧められたわけでもなく
「合唱部」に入りました。
「音楽が好き」と思っている友人といるのが
そして、音楽の先生と話をするのが楽しいようでした。

しかも、その友人中に
すご~~くピアノの上手な友人を見つけ、
その友人を自慢していました。
その友人が藝大(楽理科)に行くか、普通大学にするか・・・

迷うほど多彩な頭脳の持ち主で。
結果その友人は、早稲田大学に推薦入学を果たし、
長男は早稲田大学の「ピアノの会」に入ったその友人の演奏会に
何度となく御呼ばれし、
たくさんのピアノ曲を知ることになりました。

私の失敗を払拭してくれて
長男の音楽の趣味(聴くのが中心)を作ってくれたのは
その友人だととても感謝しています。

いっぽう

「楽しくなさそう!」
と、私のレッスンを一蹴した次男は
音楽への興味など全くなく育って~~~~

と思いきや!

小学校5~6年でマーチングバンドに入って
ユーフォニウム担当!
当時の私からピアノを習うのはノーサンキューだった次男も
「音楽」そのものを嫌いになったわけじゃなかった・・!


「今どんなの吹けるの?」
「あのね・・・ド・ソ・ド・ソ・ド・ソ・ラ・シ・ド・ソ・・・」
「他には?」
「ド・シ・ラ・ソ・ド・シ・ラ・ソ・・・」

いやあ~~~~~
バスラインはハーモニーの要なんで大事っちゃあ大事ですが・・・
何の曲かわからん!!!

ともかく
音楽を嫌いになったわけでは無いようではあります。


♪♪♪


高校に入学した時、
クラスの友人が
分厚い「和声」の本を休み時間に広げていたそうです。

もちろん、次男には内容もピーマンですが、

その本と表紙は我が家で見慣れてはいるので
「この本は、誰でも普通の人が持つもの?」
と聞いてきました。

「いやあ~~音楽をよほど深くやらなければ~~~
もっと軽くて薄い本で趣味の音楽活動ならことたりるけど・・・・
でも、〇〇高校の子なら・・・

趣味も本格的に勉強するって子はいるかもね」

そして~~~しばらくすると・・
「この・・・対位法って本も持ってたけど、
これも普通の子が持つもの?」

「きゃあ~~~~~これは無いわ!!!
それは普通ではないよ!」

作曲か・・・楽理か・・・指揮か・・・本格的にやりたい子だよ。
え?ピアノも達者??決まりだね。
二人もいるの???クラスに???音高でもないのに???」

なんという偶然で
藝大の作曲受験生が(当時でもすでに数十人しか
希望しないところに
次男のクラス(普通の受験校)に2人もいたのです。
しかも、そのうちのひとりの師匠は、私の先輩でした!


世の中が狭いのか!?
その友人と私がしゃべっているのを次男は横目で見ていました。

かくしてその友人は藝大に
次男はドラゴン桜よろしく東大に入学しましたが~~~


ほんとに・・・世に言われている通り!
ピアノを弾ける子のなんと多いことか!!!


「なんでピアノを
教えてくれなかったの?」

驚くような言葉が次男から飛び出ました。
はあ??????


「‘楽しくなさそう’とまで言われたら・・・・親としてはやめるよ!?」
「子供がちょっと嫌がっても、先を考えてやらせるのが親ででしょ?}

ガア~~~~~ん!

子供はちょっと難儀なこと、面倒なことは「いや」っていいます。
でも、大きくなって「やっててよかった」
にもなるんです。
「やらせてくれたらよかった」
にもなるんです。

今は、息子が育った時代と違って、
極力先生たちは、生徒さんに寄り添って教えてくれます。
楽しく長続きできる方法を考え出してくださいます。

是非、今だけでなく、少し先を考えて、
おけいこ事、簡単にやめたりせずに~
指導者と相談しながら
「長続き」することを
考えてみませんか?

正直、
ちょこっと「器用」とか「上手」より、
「長続き」が趣味の土台なのだと思います。

後日談・・・


ちなみにこの次男、
大学生になってカラオケもできなくては気の毒・・・と、
後輩の歌の先生にボイストレーニングをお願いしましたら・・・
もう10年も続けて習っています。
自分で「続ける」楽しさと重要性を
感じたようです。

・・・というわけで、
我が子を犠牲にして、
私は「教える」という技術を
磨いていったわけであります~~~~

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生まれ変わったら~~~
息子にピアノを習わせたい!!

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