おばあちゃん、喜んでくれるかな？

夜、部活の終わった中学生の男子くんがやってきました。
学校が遅いので、いつもお母さまと駆けつけて来てくれるのです。

彼は小1の頃からピアノを続けていました。
幼稚園の頃、集団レッスンを受けていて・・・
いつも女の子たちの進度にはついていけずに
心配になったお母さまがこちらに連れて見えたのです。

競争じゃないから、
「ピアノが弾ける男の子にさせたい」
というお母さまの希望は～
絶対にかないますから！！！

っと、レッスンを始めたのを覚えています。

でも、彼はまじめだったので、
マイペースでしっかり進んでゆきました。
気持ちの面では
波があった～～とお母さまがおっしゃいましたが、
やはり人間って、
上手になってきて、自分で満足いけることが多くなると、
嬉しく続けるものなのですよね。
そしてまた～～と良いスパイラルに入ってゆく・・・。

今年は、ソナチネの１番、C-dur　を弾けるようになりました。

「ピアノの弾ける男の子～に、なりましたね！」
というと、
お母さま、喜んで下さり
「おばあちゃんも見たい！って言ってるんですけど・・・
こんな事態だから発表会にも来れないし。」
と、遠方に住んでいらっしゃるようで。

「どんな風に弾いてるか・・・見たいっていうんで、
動画録って送ります・・・」と。

もう、仕上がっていましたので、
お母さまに録っていただきました。

おばあちゃん、喜んでくれるかな？

大きく成長し、
私立中学で野球部に所属する彼は～～～
立派にピアノの弾ける男子です！