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生徒さんの弾く曲(タイムスリップする瞬間より)


今、小4の生徒さんが

発表会のために

モーツァルトのピアノソナタC-dur の1楽章 K545 を

弾いています。



今まで何度となく、さまざまな生徒さんでみてきましたが、

この曲をレッスンすると、必ず

第二テーマの後の反復進行のところで

全身が夕陽を纏うのです。



CDやら、プロの演奏でそれを感じることはありませんし、

理論のレッスンでこの曲をアナリーゼする時にも

皆無の現象です。



小学生の生徒さんが

一生懸命 ‘おけいこ’ している時のみ。



遠い昔、

小学生の私は

音楽を専門にしよう~なんて

思ってもみなかったので、

普通に毎日

‘おけいこ’ としてピアノを弾いていました。



学校から帰ってきて

ピアノの練習を始める頃、

西日が当たり始める部屋でした・・・。



特に、モーツァルト、ハイドンあたりのソナタを弾いているときは、

そんな時間でもあったのか・・。



もう少しして

ベートーヴェンを弾くころになると、学年もあがり

日没の後に?



防音の部屋でもなんでもない子供部屋にアップライトがあり、

そこで毎日1時間練習するくらいの

ふつうの子。



夕暮れ時、

住宅街でも往来の多い時間帯。

窓を開けて

ピアノを弾いていると、

簾越しに聞いている人がいたりして・・・

「上手いなあ」に

ちょっぴり得意になったり。



今思うと、

都心に住んでいたのに、

長閑なもの。



それでも時折!

夕餉の支度をしている母が機嫌悪そうな声で

「さっきから、ソコ、なんか変!おかしいんじゃない?」

っとダメ出しをしてきた。





右の窓から差し込む眩しい西日、


道行く人の称賛、


後ろの方の台所からの母のクレーム


「うっせえわあ!」


なんて思ってたかどうかはわからないけど・・・


適度に反抗心も混じって~~~





小さな私が

‘おけいこ’ していた様々な情景が

解凍されてしまう・・・・





どんな解説書にもない

私だけの

この曲のオーラなのです。

























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