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立場逆転(ピアノのレッスン室より)

長年大勢の生徒さんをみていますと・・・

いろんなタイプの生徒さんがいます。

そしてそれぞれの違った成長過程があって楽しいです。



年長さんの頃からみていたお嬢さん。

理解力があってスイスイ進んでいたのを覚えています。

でも、2年生の頃からなかなか難しいお子さんに変貌。

一切遅刻せず、きちんと通ってくるのですが~

「今日は疲れてやる気がない」

「あ~あ・・・眠いよ・・・」

「この曲、つまんない!」

まあ~大勢居る生徒さんの中で

難しいタイプ1位、2位・・・でした。

なだめようが、褒めようが、怒ろうが・・・至ってマイペース。


それでも、負けん気はあって~音楽学院あげての「発表会」だの

クラス全員でのおさらい会「クリスマスコンサート」だのになると

誰よりも早く曲を仕上げてきます。


そのお嬢さんが成長して6年生になり~~

だいぶ気分のムラを抑えられるようになってはきたようですが・・・

ある時、久しぶりに~~


「ああ~~~~今日は疲れたっ!」

と言うので

「まあ6年生になれば疲れる日もあるよね。

じゃあどれか1曲だけでもがんばってやってみようか~」

と声をかけましたが・・・

そんな生易しい小手先の効くような子でもないし、

長年のつきあいで~あちらもしたたか。

「だめえ~~!!眠いもんっ・・・」


もうかれこれ7年のおつきあいですから・・・私も

「〇〇ちゃんは眠いかもしれないけど、

先生だってお腹空いてるんだから!

いっしょにがんばろうよ!」

・・・と弱音とも文句ともつかない・・・およそ教育的でないだろう言葉を

ぶつけてみたら~~~

急に眼が輝いて

「先生お腹空いてるの!?」

───んん?なんだ・・・この反応!────

「先生何j時から食べてないの?」

「お昼からよ」

「ああ~~~もう7時だもんね・・・そりゃお腹空くゎ・・

今日はあと何人いるの?

家帰ってから御飯?」


あれよあれよ…という間に私のお腹具合の心配をしてくれちゃって・・・。

立場逆転!

結局、疲れて眠い生徒と、おなかの空いた私で

同じ立場で一緒にがんばろう~ということになり

めでたしめでたし!


成長を喜んだり楽しんだり・・・面白がったり出来るのは

ピアノだけじゃない♪

彼女はこの春・・・中学生となり、

昨日は部活Aにしようか・・・Bにしようか・・・

「先生はどう思う?」

・・・と。










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