ピアノの先生から見たピアノを習うと身につくスキルTOP10！③

こんにちは！


年明けから続いております

ピアノの魅力を伝えるべく行われました



ピアノの先生１６５人に大アンケート！


ピアノを習うと身につくスキルTOP10は



１位　読譜力

２位　集中力

３位　音楽好きの力

４位　自信

５位　根性、根気、持続力

６位　達成感

７位　音感

８位　リズム感

９位　表現力

１０位　努力


でした。
本日は、4位　5位　6位の
＜自信＞
＜根性、根気、持続力＞＜達成感＞

ここに触れていきたいと思います。

＜自信＞ですが
これは私自身が大人になってからも
最も実感したことです。

いつも自分の演奏に自信が持てなかった
いつも音を外すことは
「下手な演奏の象徴」だと
間違う自分が他人より失敗して思えていた

そんな自分が大人になって
指導して頂いた先生に
「なんて綺麗な音を出しているの。
自分の演奏の良さがわかる？」

そんな風に言っていただき、
「コンクールでは金賞を取ろうね」

そう背中を押して
成功に導いて頂きました。

ミスすることよりも演奏の良さに
フォーカスしてくれたことが

私の高い超えられない壁を
低くしてくれたんです。

それが成功に結び付き、
自信に繋がっていきました。

生徒さんも何度も発表会に出るうち、
またコンクールやグレード試験、
合唱伴奏など数多くの経験から、

レベルが上がることへの欲求に
自分自身を掻き立てるようになります。

そしてそれが成功すると、その経験が
また自信になります。

ただ経験することが、ただ成功することが
自信に繋がるのではなくて

そこに「人から認められる」結果が
必要になってきます。

私は教室では成功した生徒さんを
他の生徒さんに例として伝え

「すごいね、あんな風になりたいね
がんばろうね！」
と、声かけながらも

成功した生徒さんには必ず
「すごくかっこいい演奏だったね、
綺麗だったねってほかの生徒さんが
褒めていたよ」

と、伝えます。

それはその生徒さんにとって
みんなに憧れられる正当な評価であり、
大きな自信になるからです。

次に
＜根性、根気、持続力＞＜達成感＞

これは、一つの曲を仕上げることが
大変であるときに身につくスキルです。

簡単な曲や、うたを楽しく歌うのとは
少し違いますね。

特に発表会などの舞台で演奏する曲は
いつもの曲よりも華やかで
舞台映えする曲を先生なら選びます。

好きな曲・難しい曲というより、
聴衆を惹きつける曲です。

なので、練習中に難色を示すフレーズも
多かったりします。

この日までに、という期日が
決まっていたりすると、

いつもマイペースのピアノも
こうしちゃおれん！！と、

先生も生徒も必死になってきますよね(笑)

できるまでやる、
できるまで！できるまで！

微妙な音色の変化
こうじゃない、ああじゃないと
音楽に表情をつけていく時間も多くとられ

自宅練習で繰り返し頑張るうち、
いつのまにか2時間ぐらいたってたと

生徒さんはよく言いますｗｗ

やると決めた根性
その根気
さじを投げたくなってもやり遂げた持続力
そして、できた時の達成感

これはなんていうんでしょう
何歳になっても
ピアノを習えばこそ、味わえるスキル

ですよね～。