あとでわかること

つい先日、「て〇この部屋」に出演されてたタレントさんが、20代の頃に読んでいた自分の師匠の本を、また改めて読んだ話をされてました。
その当時、大事だ！と思った文章に赤いラインを引いていたそうなのですが、何十年かたって読んでみると、全然とんちんかんな所にラインを引いていたそうなんです。
自分は全然、師匠の話が理解できていなかったと。
そこで、今度は別の色で大事だって所にラインを引き直したそうなんですが、また未来にこの本を読む時、自分がどう成長しているか楽しみ的なことを、たぶん、言われていたと思います。
（記憶が曖昧ですみません！）

この話と同じような経験、楽譜の中でしています。
自分がかつて弾いていた曲を、生徒さんにレッスンするようになり、新しく勉強のし直しはするのですが、当然、当時の楽譜もチェックです。
昔の楽譜をひらくと・・・

あ～、当時の私、ぜんっぜん先生の言ってること、わかってないじゃない！
ペダリングちが～う、リズムの取り方、変だよ～！etc...
だからこの曲、なかなか合格もらえなかったのか～
ホントに先生、ごめんなさい・・・ということが、多々あります。

ちょっと最近、コロナ禍だからと、今まで入れていた刺激が休憩モード気味でした。
私も、さらに何十年か後の自分が「おいおい、ちがうよ～」と今の私に言えるように、気合い、入れなおさないと！って思う出来事でした。