オンライン勉強会

昨日はレッスンのあと、藝大時代からの恩師のオンライン勉強会に参加しました。
ショパンのマズルカ集の最終講義でした。



門下生の方々は一度の勉強会に数十名、日本全国各地、ドイツ、フランス、スイス、ポーランドなど海外からもご参加されています。
世界の様々な場所から参加でき、繋がることができるのがリモートの利点で、先生の講義を拝聴するのが一番の目的なのですが、先輩、後輩、同期生の方々のお顔を拝見できるのも楽しみの一つとなっています。

先生は80歳半ばでいらっしゃいますが、日本を代表するような大御所の先生でもご自身でまだまだ勉強、研究を続けていらっしゃり、尊敬を超越した気持ちでおります。
私も先生から学びたいこと、教えを受けたいことがまだまだたくさんあります。
昨日もまた先生のご見解による新しい発見、そして自分が分析していた点との合致など、たくさんの収穫がありました。
こうして学びを得られる機会があることは本当に有り難いことだと思います。

今年８月に門下生一同によるショパン マズルカ全曲演奏会が、「オンライン勉強会 マズルカ集」の集大成として東京文化会館で開かれる予定です。
こちらもまた近くなりましたらご案内させていただきます。

私は演奏家としてはもちろんですが、指導者としても音楽作品についての勉強、研究は毎日怠らず、一生学び続けていかなければならないと思っています。
自分自身が勉強せずに人に何かを教え、伝えるなど、そんな無責任なことはできません。

これまで先生方や作曲家、指揮者、声楽家、弦楽器奏者、管楽器奏者などの音楽家の方々とご一緒しながら教えていただいたこと、自分自身で培ってきたこと、ヨーロッパでの経験やショパンコンクールをはじめとする国際コンクールの場で得たこと、など、たくさんのことをこれからも生徒一人一人に伝授していけたら、と思います。

今週も音楽とともに楽しくがんばりましょう！

An die musik ピアノ教室
竹村浄子