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練習について①

こんにちは。

今日はご自宅でのピアノの練習についてのお話をさせていただきます。

ご自宅での毎日の練習の仕方、練習の質によって上達度に差が出る、といっても過言ではないくらい、練習方法は大切な要素になってきます。

私が生徒に必ず話している基本的なことは以下の通りです。

◆何回弾けばいい、何分、何時間弾けばいい、という考え方はまずやめること。(いい加減な練習は時間の無駄)
◆レッスンが毎週であれば、1週間で出された課題をどうやってこなすか、まず計画をきちんと立てること。
◆全体を通すのではなく、何小節か単位で区切って練習すること。
◆間違えずに弾けるテンポ、理想的な音で弾けるテンポから練習すること。(ゆっくりのテンポから徐々に速くして確実に弾けるようにしていく)
◆それにはなるべくメトロノームを利用すること。(曲によりますが)
◆速い練習はフレーズ毎の部分練習に有効。
◆ミスしてしまう音や指づかいを間違えてしまう場合は、自分で色鉛筆などで印を書くこと。(傷の治療をするのと同じで、丁寧に治す)

レッスンは週に一度に対し、自宅での練習は毎日です。
レッスンでいくら細かい注意を受けながら充実した時間を過ごしても、自宅で無駄なく質の高い練習をしないことには、なかなか上達はしません。
指導者はその毎日の練習方法について、詳しく、丁寧に、伝授しなければなりません。
それは曲によっても違いますし、部分部分によっても違います。

学校や他の用事で忙しく、10分しか弾ける日がなかったとして、焦って課題の全曲をザーッと間違えながらも通して終わりー
これは大変良くない練習で、時間の無駄になってしまいます。
そういう日はたとえ一曲だけでも、一フレーズだけでも、丁寧に完全に弾けるようになるまで練習して、その日は他のものは諦める。
時間のある時に全体的にもそのような丁寧な練習をするようにする。

まさに「ウサギとカメ」の話のように、たとえゆっくりでも、少しずつでも、確実な練習(努力)を積み上げていくことこそが、上達への近道になります。

音楽の道を目指されている方は一日10分というわけにはいかず、この練習方法をすべての曲に時間をかけて克服していかなければいけませんから大変ですね。

どちらにしても、毎日の練習の質がいかに大切か、を胸に留めて、コツコツと積み上げていけますように。

先日コンサートでいただいた薔薇の香りに癒されつつ。

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竹村浄子


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