⑤音楽は数学系?アメリカの大学の音楽教育c
根室市 あゆみピアノ・リトミック教室 兒玉歩です。
この記事は、こちらの続きです。
『①音楽教育は、学業成績に良い影響を及ぼす【その1】』
『②音楽教育は、学業成績に良い影響を及ぼす【その2】』
『③音楽教育は、学業成績に良い影響を及ぼす【その3】』
『④リベラルアーツって知っていますか?』
まだご覧になっていない方は、ぜひ↑を先にご覧ください。
なぜ音楽学部が総合大学にあるんでしょうね?
総合大学というと、アメリカで言えば、コロンビア大学、ニューヨーク大学、マサチューセッツ工科大学、スタンフォード大学、イェール大学などです。
金澤正剛著『中世音楽の精神史』によると
リベラルアーツとは、自由七科とも呼ばれ、言語に関わる三科目(文法・修辞学・弁証法)と数学に関わる四科目(算術・幾何・天文・音楽)があり、音楽は後者に属していており・・・
音楽は幾何や天文学と同じく数の論理で説明されるもので、古代ギリシャ思想を源流とした、キリスト教的世界の調和を象徴していた・・・・
中世の大学においてはこの自由七科の要素を引き継いだ教養学が教えられており、音楽の授業では専らこの理論書が使われていた・・・
なるほど。
音楽は数学系なんですね!
音楽と数学ってほんと近いと思います。
実は、私中学生時代は数学が1番得意だったんです。
ピアノ教室を始めてからも、塾の数学講師を兼業していたこともありました。
生徒たちを見ていても、楽譜の読み方や弾き方で、「この子、数学できるだろうな。」って何となく分かりますし、結構な確率で当たります。
算数・数学嫌い!っていう生徒には、「じゃあ、ピアノ頑張ろう!そしたら数学にも繋がってるから。」て言っています。
この講習は、バイオラ大学のピアノ講師でいらっしゃいます河村まなみ先生のセミナーです。
バイオラ大学の場合、芸術科目(音楽、美術のいずれか)は全学生必須。
音楽一般教養のクラスがあり(音楽史入門、ピアノ・クラス、など)、経験があれば、専門クラスやレッスンも受けられる。
音楽学部生でなくてもオーディションに通れば、合唱団、オーケストラ、吹奏楽団に参加できる。(奨学金がもらえる場合もある)
音楽学部主催の演奏会も見ることができる。
メジャー(専攻)マイナー(副専攻)という学位を取ることもできる。
だそうです。
音楽専攻ではない一般の学生さんも、こんなに音楽を学ぶチャンスがあんですね!
それだけに音楽の重要性が高いということ、学問として必要不可欠な存在であることが伝わってきます。
日本でも、音楽教育がそのような位置付けになって欲しいです。
でも、現実問題として、義務教育や高校ではもちろん、大学における高度な教育として音楽を取り上げるのは、近々には難しいのかなと感じています。
だからこそ、私たちのような街の音楽教室が頑張らなければと、決意を新たにしました。
ピアノの演奏技術だけではなく、人間形成に必要な、大きな影響を与える音楽教育を子どもたちに与えられる存在でありたいです。
この記事は、こちらの続きです。
『①音楽教育は、学業成績に良い影響を及ぼす【その1】』
『②音楽教育は、学業成績に良い影響を及ぼす【その2】』
『③音楽教育は、学業成績に良い影響を及ぼす【その3】』
『④リベラルアーツって知っていますか?』
まだご覧になっていない方は、ぜひ↑を先にご覧ください。
なぜ音楽学部が総合大学にあるんでしょうね?
総合大学というと、アメリカで言えば、コロンビア大学、ニューヨーク大学、マサチューセッツ工科大学、スタンフォード大学、イェール大学などです。
金澤正剛著『中世音楽の精神史』によると
リベラルアーツとは、自由七科とも呼ばれ、言語に関わる三科目(文法・修辞学・弁証法)と数学に関わる四科目(算術・幾何・天文・音楽)があり、音楽は後者に属していており・・・
音楽は幾何や天文学と同じく数の論理で説明されるもので、古代ギリシャ思想を源流とした、キリスト教的世界の調和を象徴していた・・・・
中世の大学においてはこの自由七科の要素を引き継いだ教養学が教えられており、音楽の授業では専らこの理論書が使われていた・・・
なるほど。
音楽は数学系なんですね!
音楽と数学ってほんと近いと思います。
実は、私中学生時代は数学が1番得意だったんです。
ピアノ教室を始めてからも、塾の数学講師を兼業していたこともありました。
生徒たちを見ていても、楽譜の読み方や弾き方で、「この子、数学できるだろうな。」って何となく分かりますし、結構な確率で当たります。
算数・数学嫌い!っていう生徒には、「じゃあ、ピアノ頑張ろう!そしたら数学にも繋がってるから。」て言っています。
この講習は、バイオラ大学のピアノ講師でいらっしゃいます河村まなみ先生のセミナーです。
バイオラ大学の場合、芸術科目(音楽、美術のいずれか)は全学生必須。
音楽一般教養のクラスがあり(音楽史入門、ピアノ・クラス、など)、経験があれば、専門クラスやレッスンも受けられる。
音楽学部生でなくてもオーディションに通れば、合唱団、オーケストラ、吹奏楽団に参加できる。(奨学金がもらえる場合もある)
音楽学部主催の演奏会も見ることができる。
メジャー(専攻)マイナー(副専攻)という学位を取ることもできる。
だそうです。
音楽専攻ではない一般の学生さんも、こんなに音楽を学ぶチャンスがあんですね!
それだけに音楽の重要性が高いということ、学問として必要不可欠な存在であることが伝わってきます。
日本でも、音楽教育がそのような位置付けになって欲しいです。
でも、現実問題として、義務教育や高校ではもちろん、大学における高度な教育として音楽を取り上げるのは、近々には難しいのかなと感じています。
だからこそ、私たちのような街の音楽教室が頑張らなければと、決意を新たにしました。
ピアノの演奏技術だけではなく、人間形成に必要な、大きな影響を与える音楽教育を子どもたちに与えられる存在でありたいです。
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