②音楽教育は、学業成績に良い影響を及ぼす【その2】

根室市　あゆみピアノリトミック教室　兒玉歩です。

この記事は、こちらの続きです。



『①音楽教育は、学業成績に良い影響を及ぼす【その１】』


まだご覧になっていない方は、ぜひ↑を先にご覧ください。



アメリカので研究続きです。

音楽の授業がある学校は、ない学校より10％近く出席率が良い。(The National Association for Music Education. “Music Makes the Grade.” The National Association for Music Education. Accessed February 24, 2015)



「音楽の授業がない学校なんてある？」とお思いの方もいらっしゃるかと思いますが、アメリカではリーマンショックなど不況の影響で学校の財政を立て直すために、まず、芸術の先生方からリストラされるということが起こったということでした。

日本でも、義務教育の芸術科目（音楽・図工）は、1990年代では年間70時間（5・6年生）あったのが、2022年では年間50時間まで減っています。

しかも、コロナの影響で、やむを得ずカットしなければならない場合は、行事や芸術科目から減っているのが現状です。

芸術科目数減少と不登校生徒数増加

うーん、もちろん、これだけではないと思いますが、関係性はありそうです。



私は子どもの頃から音楽が大好きだったので、確かに、音楽の授業がある日は何となくワクワクした気持ちで投稿したのを覚えています。

学校で楽しいことがある日は、自然と学校への足が向くのも一理ありますよね。

学校がお休みでも、ピアノのレッスンだけは楽しいから休みたくないっていう生徒さん、実はかなり多いんです。

でも、逆に音楽嫌いな子だって一定層いるはずなんですが、それでも出席率が上がってしまった。というのが、音楽のすごい力ですよね。

本人が気づいていない効果、影響が音楽にはあるんだと思います。



『音楽のそこ知れぬ力』、もっと追求していきたいと思います。