ピアノは地頭をよくする

今日はピアノのレッスンにはどのようなメリットがあるか？

これは、とても興味深いことではないでしょうか?

今日はピアノを演奏するときの脳の使い方を念頭に置き、

ピアノレッスンが地頭を良くしてくれる理由について考えてみたいと思います。

ピアノはよく使う利き手もあまり使わない非利き手も均等に使います。

それなので、ピアノが脳を活性化するのは、両手を均一に使うからという理由もよく言われていることですね。

脳科学者の久保田競先生のご著書『手と脳』によると、

利き手の器用さは練習の度合いで育ち、

非利き手の感度の良さは経験数で育つのだと言われています。

ピアノの曲を弾くとき、両手を同時に使うので、

ピアノは手先が器用になったり、優れた感覚を身につけるのにふさわしい楽器なのです。

特に幼児期は、数を表したり数えたりするときに指を使ったりします。

広島大学の研究によれば、手指の巧緻性は計算能力にも大きく関わってくることがわかっています。

同じようにモンテッソーリ教育やシュタイナー教育も、幼児期の教育として 「巧緻性を育むこと」 は何よりも優先されています。

指先は「第2の脳」とも言われるくらい、末梢神経が集中しているところで

さまざまな動きをすることで指先に刺激を与えて巧緻性を育んでいくこと。

これは、子供の脳をより充実させて、育てていくことになります。

手指を細かく使うピアノは、まさしくその助けになるでしょう。

当ピアノ教室でも、生徒の皆さんの成長のお手伝いをしています。