記憶力を長持ちさせるには?

ピアノを習っていると紆余曲折、いろいろなことがありますが

ピアノ歴の長い生徒さんですと10年とか習っている方も！

私のところではたいていのんびり屋さんが多いですね。

不思議なことに「うちの子はのんびりしているので」なんて同じようなことをおっしゃっるお母様が多くて、お子さんはピアノ歴が長いのです。

それでも10年も習うとある程度は弾けるようになってきます。

ピアノ歴が長いだけでも貴重なスキルですので自信を持つと良いなと思います。

以前、私は運動学習の記憶を長持ちさせるには適度な休憩が必要ということをお伝えしましたが、

のんびりしているというワードから休憩をとりながらの学習をということを思い出しましたので

もう一度紹介します。

―休憩の間に運動学習の記憶が神経回路に沿って移動し固定化する－


なんのこと言っているの？？？

と思ってしまいますが

一夜漬け（集中学習）より休憩を取りながら（分散学習）の学習が効果的ということなのです。

このようなことを２００１年ノーベル化学賞を受賞した野依良治先生も

運動学習によって獲得した記憶が、どのようにして長期記憶として

小脳の中で保持されるかを分子レベルで明らかにされたのです。

この研究のそもそもの発端が、

子供の時に覚えた自転車やピアノの技の記憶は一生続くということを科学的に解明しようとされたのです。

ピアノってすごいですね！

やはり、気長にじっくり時間をかけたほうが記憶も長持ちするんです。

ピアノは歴が長い程価値あるものですから。


特にピアノ個人レッスンは皆さんの進度に合わせやすいので、割合自由が効くのです。

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