日本全国のピアノ教室が5000件以上掲載!

伝わりますように...

こんにちは。
『音楽教室ドレミ♪♯』講師の浅川です。

とあるお教室での出来事です。
つい先日、中学生の男の子のレッスンがありました。
年齢的にも忙しい中、
「ピアノは辞めたくない!教室に行きたい!」
と、半分息抜きがてら来てくれています。


ある日、お教室に入る前からふざけ始め、なかなか入室してくれず...
ピアノを弾き始めても、途中で鍵盤を乱暴に叩いて、わざと違う音を何回も弾いてみたり。
私の言葉も無視し続け、ふと時計を見ると、45分のレッスンのうち、30分が経過していました。

途中何度か優しく問いかけてみると、
「はあ〜〜(ため息)いちいちうるさいんだよ。
あんたのせいだよ。お前が悪いんだよ。」
と、生徒さんが耳を疑うような言葉を放ってきたのです。


毎回のおふざけに加えて、今日はこの態度。
流石に私もぷっつんしてしまいました...
「いい加減にしなさいよ。
○○君がうるさいって言うなら、今から先生は一言もしゃべりません。
お話が聞けない人のお話も一切聴きませんからね。」
と、普段よりも低い声で、表情を変えずに言うと、それまでふざけていたのをピタッと止めました。
恐る恐るこちらを見て「ごめんなさい。」と、とても慌てた様子。

ほとんど何もしないまま、その日は終わりの時間になってしまい、帰る時にはしょんぼりしてました。


翌週も元気来てくれて、ピアノの前に座ると、彼からぽつりぽつりと言葉が出てきました。
「前回はなんだか疲れてしまって...
先生と話したくて、かまってほしくて...
それで、あんな態度をとってしまった。」
と申し訳なさそうな様子。

「先生とお話したかったんだね、ありがとう。
でも、この間のような態度では、先生だけではなく、他の人も嫌な思いをするんじゃないかな。
聴いてほしいお話も、聴いてもらえなくなってしまうよ。
先生も○○君とお話するの好きだよ。
だから、やる時はやる!話す時は話す!とメリハリをつけてみない?」と伝えました。

彼も頷き、納得したようで、
「分かった、先週の分も今日は頑張る。」
と、張り切ってピアノを弾いていました。


まだまだやんちゃな日は続いていますが、あの日から、「ちゃんのレッスンを受けなきゃ!」という気持ちが増えたようにも感じます。


この生徒さんのように、レッスン=息抜きでいらっしゃる生徒さんも少なくありません。
私は、それも1つの通い方で良いと思っています。

ただ、【親しき仲にも礼儀あり☻】
どんなに先生と仲が良くても、小さなマナーも守れるような人に育って欲しいです。

生徒さんとは、同じ時間をお互いが気持ち良く過ごせるような関係を築けたらと思っています。
そして、せっかく出会えたご縁を、これからも大切にしていきます♪


↓お問い合わせは、こちらからどうぞ!↓

↓お問い合わせ・体験のお申し込みはこちらから!↓

この教室へお問い合わせ

↑体験レッスンお申し込みも、こちらからどうぞ!↑

このブログへのコメント