手が大きくなった、あの時はちょうどで弾けたのに

山形　尾花沢市・舟形町ピアノ教室
早坂希望（はやさかのぞみ）です。





年齢とともに

体は大人へと成長していくのですが




ピアノをやっている子たちは

自分の手の大きさにも

成長を感じることができるようです♡







昔に弾いた曲を振り返る機会が

レッスン内でたま〜にあります。




そんな時に生徒さんが言った言葉

「手が大きくなった、あの時はちょうどで弾けてたのに」




小さい頃は「ドからソまで」がちょうどだったのに

今は縮めないと弾けない。




そんな意味のようです♪




今は「ドからドまで」届くようになり

弾ける曲もたっくさん増えました。









成長とともにピアノを学ぶことは

「手の成長」にも

その時々で対応していくことになります。




あんなに大きく感じたピアノが

だんだんと小さく感じられるようになり

幅感覚も変わってくるのですが





少しずつの成長の中で

当たり前のように

「今の体」で弾けるようになっていくんです。




ピアノとの距離も

成長とともに離れなければいけないし




ドからソまでの距離感も

成長とともに「更新」していかなければいけない。




当たり前にやっていますが

実はすごいことです。




振り返って初めて

「あの時はちょうどだったのに」

と気がつくんですね。








何気ない生徒さんの一言が

私にはなんだか「じーん」ときてしまって




ピアノを好きになってくれてありがとう

ピアノを続けてくれてありがとう

成長を伴走させてくれてありがとう




そんな気持ちになったのでした。





ふと思えば

今日は中学校の卒業式。




卒業する生徒さん、

送辞を務める生徒さん、

吹奏楽部で演奏する生徒さん、

国家や校歌を伴奏する生徒さん、

大きな声で歌う生徒さん。




卒業おめでとう。

それぞれの学校生活お疲れ様。




改めて、

一人の人間の人生に関わらせてもらっていること

とてもありがたく、幸せだなと思います。








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