「指先で弾く」ってどういうこと？？

山形　尾花沢市・舟形町ピアノ教室
早坂希望（はやさかのぞみ）です。




ピアノを習ったことがある人が

必ず言われることがあります。




「指先で弾こうね」

「指がつぶれないように弾こうね」

「キレイな指の形で弾こうね」




99.9%の人が言われているでしょう。




「第一関節を凹ませないで弾く」

ことを意味しているのですが




「ピアノを弾くテクニック」としてとっても大事なので

先生たちはしつこくしつこく

何年も何回も伝えています。








ピアノを弾きたいと思った理由の中に

♪速い曲がかっこいいと思った

♪指がパラパラッと動いたらいいな

♪キレイな音が好き

などがあると思うのですが




そのどれを叶えるにも

「関節を潰さずに指先で弾く」

ことが必要になるんです。




が、




これって、「１回できたから一生できる」ものでもないし

意外と「気をつけるのが難しい」ことでもあります。





手の成長とともに

体の成長とともに

指先の感覚を鍛えながら





時間をかけて習得していきます♡








で、

昔はここで挫折する人も多かったんです。

昔というのは私が小さかった時くらい。




かれこれ３０年くらい前は

まだまだ厳しい先生も多かったし

「手の形」にこだわるやり方も多かったように思います。





私はピアノ講師を２０年近くやってきて

「手がフニャフニャでも弾けるけど

指先で弾くことができればもっと上手に弾けるな！」

と思うことが少なくありません。




なので、レッスンでは

「指先で弾く」

こともとても大事にしています。




試行錯誤、

との時々で使う手は違うのですが

今回はこんなことをしてみました。







第一関節に「目」や「顔」を書いたんです。

関節を曲げているときに書いた絵は

潰すと絵も一緒に潰れます。




これが子どもたちにはなぜかウケます（笑）




そして、

「私の手にも書いて」

と言ってきます♡





絵を描くことで「意識」が指先に向きますし

楽しく集中して取り組むことができます。




これを「ピアノ用の鏡」にうつしながら

練習していきます。












「潰れる感覚」がつかめれば

目で確認しなくても

意識をすることができます。





難しいことほど簡単に

時間がかることほど笑いながら




できるように工夫していきますね♪





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