失敗から見つけた「なりたい」

山形　尾花沢市・舟形町ピアノ教室
早坂希望（はやさかのぞみ）です。





音楽の秋。

発表会、音楽会、文化祭、、、

いろんな場面でピアノを弾く機会があったりします。




今日は、ある発表の場で「失敗」をした生徒さんのお話。

本人に許可を得て

シェアさせていただきますね。









誰かの前でピアノを弾くって

経験した人にしかわからない

「異次元の緊張」があります。





その緊張に

まんまとのまれた生徒さん。





軽いパニックを起こして

途中で弾けなくなってしまいました。




止まりながら

何度も繰り返しながら

なんとか最後の音までたどり着いた時には




心の中は、ぐっちゃんぐっちゃんに

乱れていたと思います。




こうなった原因は、耳に痛いけれど

練習不足。

見通しの甘さ。




つまりは、言葉が悪いですが

「なめてかかったら痛い目を見た」

です。










その日から数日たったある日。

その子がこんなことを言ったんです。




「堂々と弾きたい」
　
「堂々と弾けるくらいの自信と力をつけたい」　

「練習をどのくらいすればよいかが分かった」




悔しさ、情けなさ、恥ずかしさ、

いろんな感情を経験して




「こんな風にはなりたくなかった」

「本当はかっこよく弾きたかった」

という気持ちが溢れ





そこから

「なりたい自分」

「こう在りたい姿」

が思い浮かんだようです。










失敗から学ぶことは

実は何より重要。

それが出来たら最強です。





あとは、その気持ちを忘れないこと。

行動にうつすこと。

必要な時に軌道修正すること。




そうすれば

経験したことや、そこから生まれた気持ちを

次の形に変えていくことができます。




失敗は、きっととっても痛かったでしょう。

でもそこからしか見えない世界もあります。




「なりたい」が湧いて出てきたのだから

失敗も悪くなかった。




あとはそれを

大事に育てていきましょう。








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